ヒップとシップ
本日は、昨夜の宴の疲れもものともせず、球転がし(芝刈り)に興じて参りました。
現担当が最高のスコアーを出し、グロスで負け、ネットで勝ちというところ。
ちょいと休憩してから、売場に行き、中島さんとコルクの片付けを待って、明日からの仕事の支度を、して参りました。
中島さんのお嬢さんは、ダンスが趣味らしい。
それを聞いた元担当が、「紺屋さんの娘さんも、ダンサーらしいですよ」と言っちゃった。
昨夜、宴会場に行く道すがら、「あんたの娘も踊りやってるんだってね」と聞くから、娘の氏素性を言ったら、自分の娘に電話して、「知ってるか?」と聞いている。
聞かれたお嬢さんは、もちろん知っていて、「何で?」と聞いている様子。
「その親父とこれから飲むんだ」なんて言うから、お嬢さんは二度びっくり。
そんな事があって、本日。
片付けている間に、中島さんと、お互いの娘の話になった。
まぁ、昨夜の続きというところ。
中島さんのお嬢さんは、沖縄出身の歌手のバックダンサーで、元亭主の「親指君」に、ダンスを習っているらしい。
「じゃぁ、ジャズダンスというやつですね」と私が言うと、「あんたの娘は何やってんの?」と聞く。
「ヒップ・ホップって奴ですよ」と答えると、「なに?シップ・ホップ?」って言う。
「違う!ヒップです。これは英語なんだから、江戸弁じゃぁだめ!」って言うと「ああ、このシップか」といって、手前の尻をたたく。
「違う!ヒップ!」と言うと、「なに、英語なんか知らねーよ」といって、涼しい顔。
どうにもこうにも、箸にも棒にもかかりません。
箸と言えばこの中島さん、漆器も良いが、箸も良い。
八角箸といって、唐木を削って作る。
今年の暮れから来年の正月は、私と一所に、日本橋三越本店に出展しておりますから、人間と物に興味ある方は、是非お越し下さい。
なにせ、「シップ・ホップ」ですから。
(写真は、昨年の暮れの日本橋三越にて)
偉いところもある。
私の歌を聴いて、「びっくりしたねぇー、やっぱり訓練してるからあんな歌が歌えるんだな」と、修行を分ってくれた。
さすが、一流の職人だね。
その後、我が娘と会って記念撮影。
文字通り、「ヒップとシップ」となりました。
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