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2007年1月13日 (土)

熊谷と八木橋百貨店

埼玉県の北部、関東平野の真ん中辺りに、熊谷市はあります。

人口は20万人に満たない小さな市ですが、其処に、「八木橋」という百貨店があります。

 

人口は少ないのですが、商圏は広く、地元埼玉県は大宮辺りから、群馬県は高崎市、太田市辺りも入り、栃木県の我々の住む辺りも入ります。

東京の国分寺からも、お客様がお見えになるという、ちょっと変わった百貨店であります。

大宮や高崎には、大手百貨店が沢山あるのに、東京は遠いのに何故かと云いますと、その雰囲気と接客のサービスにあったのですね。

  
店員一人一人がまるで外商員のように顧客と親しく、親切で家庭的で、我々業者に対するホスピタリティーも、そんじょそこらの百貨店にはないようなもの。

私が11年前に、「匠の技展」という催事を始めた時、初めて来た職人達は、そのあまりの良いもてなしに、皆、感動したものです。

もちろん売り上げもたいしたものだった。

 
八木橋は元々呉服屋さんで、その店員達は寄宿をしていたらしく、これまた社員達も家族みたいでしたが、そういった人々も、皆さん定年で退職され、少し雰囲気が変わってきているのが残念ではあります。

キリスト教徒でもあり、社員食堂に聖書が置いてありましたが、今はどうでしょうかね。

同じような百貨店に、鹿児島の山形屋、大分のトキハがあり、私は、地方百貨店の進むべき道を示してきた、見本のような店と思っておりましたが、各々、だんだん普通の店になりつつあるようで、これも実に残念です。

 

現在八木橋で、第11回「匠の業展」が開かれています。

私は去年、久々に出展いたしましたが、今年はスケジュールに無理があり、お断りさせていただいた。

催事を始めた私が、何故?という話は、様々な事情があってのことで、説明が大変ですので省きますが、しかし、出展者達は知り合いばかり。

そこで昨日、陣中見舞いに行きまして、楽しく新年会をして参りました。

 

入った店は、熊谷駅近くの韓国料理の、昨年、土砂降りの雨から逃げるように駆け込んだお店で、通称「オモニの店」。

何を食べても結構な店で、私なんか、毎日でも良いし、栃木から食べに来ても良いと思うほどなのに、お客が居たためしがない。

昨日も貸し切り状態で、声の大きな私が思いっきり騒いでも、誰も文句云わないし、それどころか、仕舞いにはオモニも宴会に入って、韓国の酒なんぞを一緒に飲んでいる始末。

それだけ楽しかったのですが、熊谷の人達は、何食って何飲んでいるのでしょうか?
不思議で仕方ないな!

 

追記

NHKなどの全国放送の天気予報を見ると、関東の並み居る大きな都市に混じって、熊谷がありますから、ご存じない方は、是非注目して見てください。

日本には珍しい内陸性気候の町で、最高気温を毎年必ず記録しております。

関東平野の、ど真ん中に位置する町と言っても良いかもしれません。

遮る物が何もありませんから、冬は北風が吹き放題で、寒いこと寒いこと。

 

追記の2
 
熊谷(くまがや)の八木橋百貨店の裏手に、「熊谷寺(ゆうこくじ)」があります。

開山は阪東阿弥陀仏法力房蓮生大法師、つまり熊谷次郎直実(くまがいじろうなおざね)です。

「平家物語」では平敦盛を討ち、「源平盛衰記」にも「日本一の剛の者」として描かれておりますね。 

直実が法然と出会い、出家し、開いたのが熊谷寺ということであります。

私が子供の頃、東京にバスや自動車で行くとき、必ず八木橋の横に出て、17号線を上ったものですが、その度に、親やバスガイドから聞かされた物語なのであります。
 

熊谷市には熊谷次郎直実が、太田市には新田義貞が、足利市には足利尊氏が、佐野市には佐野源左衛門常世があり、この辺りは、阪東武者の宝庫ですね。

「徳川」なんて言うのもありますが、これは、家康が征夷大将軍になるための方便でしょうね。 

群馬県の太田市には徳川町というところがありまして、そこに徳川(得川)という家があって、それを新田の末裔とし、家康の先祖の家としたのが徳川家康。

新田と足利は、源氏の直系ですし、征夷大将軍になるための名目が必要だったのでしょう。

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