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2007年3月14日 (水)

甕覗(かめのぞき)

 甕覗(かめのぞき)とは、藍染めの色の中で、一番薄い色のことを言います。物の本によれば、「藍甕を覗く程度に、さっと染めた薄い藍色という意味」とありますが、この短い文章の中に、色々な問題が含まれています。

 「藍染め」は、「染め」とあるけれど、所謂染色とは性質が違い「付着」です。つまり、藍は布や糸について、それが酸化して青色になるので、染み込む事がない。

 藍は、液の中に数パーセントしかいませんから、布や糸に満遍なくつけるには、時間と回数が必要です。たとえ生きの良い、若い建てたばかりの藍の液だって、さっと染めただけでは、色むらが出てしまう。ましてや、藍も少なくなった年老いた液ならなおさらです。つまり、藍染めにおいては、つける時間と回数は絶対です。それは、堅牢度についても言えることなのです。ですから薄い色も、時間と回数を掛けて染めなければならない。

 灰汁は、美しい藍の色を出す藍建てに絶対必要ですが、酸化の邪魔をします。灰汁がついていると、その部分は酸化できませんからね。ですから藍染めは「洗い」が大切なのです。若い藍の液は、灰汁をものともせずに酸化しますから、手間が掛かりません。年を取れば取るほど酸化する力も弱くなり、手間が掛かる。ある時期から紺屋は、それを下染め用に使うようになる。これも、甕の数が必要な所以でもあり、斑無く染めるためでもあるのです。

 以上は私の経験上の言葉ですが、「藍甕を覗く程度に、さっと染めた薄い藍色」は私には出せません。時間と回数を掛けて、美しいと言われる藍の薄い色を出すことは出来ます。プロですからね。

 さて、「甕覗」はどうやって出すのか。
 時間と回数を掛けて出すのです。
 「甕覗」の色を出したことがあるかと言えば、ありません。
 何故かと言えば、藍染めが生業だからです。
 そんな話は、続く・・・といたします。

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