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2007年5月29日 (火)

世相雑感

 松岡農相が自殺されましたが、様々に意見がおありだろうけれど、私なりにちょっとだけ感想を述べてみたい。

 松岡氏を首相は、「彼は生まれ変わったのだ」と言って農相に任命したらしいですね。生まれ変わる前のことで、やられてしまったのでしょうか、松岡農相は、顔と言動で損をしていたように感じます。

 農政には、圧力団体が厳然として存在し、それが既得権を主張し、グローバル化しているその問題を難しくしてきた。それは、慣行農法としても生きていて、事実難しい問題が沢山あり、農業に携われば分かることです。
 それを改革するためには、清濁併せ持った松岡さんのような政治家が必要だったのでしょうし、事実、彼はそれなりの実行力を示していたようです。

 政治家になるということは、何らかの志があるはずだ。そして、選挙という関門を通らなければ政治家には成れまんし、その後の政界の活動も然りで、そのための手段は様々に利用しなければ目的は達成できません。
 チャーチルだって、「風見鶏」と揶揄されながらも、首相になって戦争を収める大役を果たした。

 政治と金の問題も取り上げられているようですが、政治活動にはお金がかかります。しかし政治家は金を生み出せない。それなのに、歳費が高いだの、宿舎が豪華すぎるだの言われ、自己資産まで公開させられる。
 自分が政治家になったときのことを考えれば、バカみたいな事だと思うが、それでも政治家になろうとする人たちが居て、日本が成り立っている事実を、そろそろ日本国民は分かるべきだと思う。

 政治家になろうとする人たちは、勇気ある人達だ。マスコミは批判ばかりするけれど、我が事として考えれば、私はそう思う。
 松岡農相は、文字通り、命をかけた政治家だったということでしょう。

 一昔前の、いや、数十年前の政治家には、金まみれの人もいたことを、私は知っていますが、こんな事が言える様になったのも、小泉さんの改革があってのことだと考えております。もちろん異論はあるでしょうが、日本は民主主義国家ですから、ご勘弁下さい。

 松岡農相のご冥福をお祈りいたします。

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» 松岡大臣、優しい温かい人柄だったので非常に残念 [東国原式。ひがしこくばるしき。]
「突然のことに大変驚いています」「就任後、初めてあいさつした大臣なので印象深い。鳥インフルの風評被害対策にも尽力してもらっただけに残念だ」「びっくりした。鳥インフルエンザの時にお土産を受け取って下さった」「感謝しています」松岡農相自殺:「鳥インフル対策に尽力」東国原知事が追悼/宮崎5月29日15時1分配信 毎日新聞http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000188-mailo-l45シニア�... [続きを読む]

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