相模原外伝
相模原と東京から電話がかかって来て、急遽出張となりました。
先ずは日本橋三越本店で、今度の「職人の技展」のチラシ等の色合わせを済ませ、たまたまやっていた、「伝統工芸諸工芸部会展」とやらも見てきました。
何とも言えない感想を持ちながら、新宿京王の「日本伝統職人展」へ。
こちらの出展者は知り合いばかりですが、工芸会正会員もいたので、その感想をちょっと述べましたら、実情も分かった気がする。
簡単に言うと、展示されている物が、素人くさいのです。
この方が、大変人の石工、倉員さん。
先日は、九州から藍瓶を届けてくださった、実にありがたい方でもある。
柔らかい作品をお作りになりますが、勉強熱心で、日本中をトラックで走りながら、其処此処の仏像や灯籠などを見て回っています。
最近作風が随分変わったとご自分でもおっしゃるが、それと同時に、奥様に優しくなったらしい。
九州男児の典型のような男が、今や料理までなさる。
知り合いばかりで、挨拶だけで約2時間掛った。
ついでといっては何ですが、6階の「スペース匠」のスケジュールのお話もさせていただいたので、実益もありました。
多分、この秋の出展になろうかと思います。
さて、それからが本日のハイライトで、一路小田急線で相模大野へ。
伊勢丹担当者のH氏が移動になったので、その送別会。
この方は若いけれど、熱のある人で、とにかくよく働くし、考えもする。
百貨店は、システムがどうの挨拶がどうのと、やたらお題目の多いところですが、こと催事に関しては、担当者の熱意という物が、実に大切なのだと私は考えております。
上六が成功したのだって、やはり担当者の熱意がキーポイントでした。
では、相模原の催事はどうかと言えば、坪単価の売り上げは、日本第2位でしょうね。
今回は2週間の開催で、紺邑も高江さんも前の週だったのです。
それにしても飲んで食って、搬入の時の宴会と違って、今度は駄洒落ブラシ屋が加わったので、騒ぎ方の質が違っちゃって頭が痛くなって解散。
でも、楽しい一夜でありました。
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