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2007年7月28日 (土)

府中通信

 伊勢丹シリーズは、松戸→浦和→府中→吉祥寺→立川と続くのですが、紺邑は浦和から始まっています。

 ですから四週間の催事となるわけですが、移動はチャーター便だし、六日催事で必ず搬入は昼ですからゆっくり出来て身体に無理もなく、経費もかからず、実に合理的ですね。
 
 売り場には男性の姿はほとんど見えず、女性達がこまめに働いて気持ちがよい。

 噂やデータによると、伊勢丹の利益率は非常によいらしく、小売業界ではいわゆる勝ち組に入るそうですが、さもありなんと感じます。これでお客様が沢山入ってくだされば言うこと無しですが、そうはいきませんね。
 

 昨日は水晶の大森君と大島紬の城(きづき)と三人で夕飯。二人は飲みませんから、お食事中心と言うことで中華にしました。店を探すのも大変ですから、デパートの食堂街。

 私が生ビールの中ジョッキ一杯、城がグラスビール一杯、大森君は熱いウーロン茶で頂きましたが、驚いたことに旨かった。ちゃんとした四川風のお味。マーボー豆腐なんてのも、山椒の香りと辛さが程よくて気持ちがよかったですねぇ。

 彼らとの付き合いも長くなりましたが、最近は私が高島屋の伝統展に出展しませんから、会う機会が随分減りました。

 城は奄美大島の「あまみ屋」という織り元の主人。機を織るのはお姉さん。叩き上げの苦労人です。今では大島紬の人たちが盛んに催事に出るようになりましたが、昔はこの「あまみ屋」一軒だけしかいなかったのです。プロ野球界で言えば野茂のような存在だな。

 大森君は老舗の水晶屋の社長で、大学卒業後アメリカに留学したというお坊ちゃま君。お祖父様は山梨の水晶業界の重鎮。ご健在のお父様もそうですが、某有名大手企業の監査役でもあり、その跡取りとして奮闘中だな。大森水晶も、催事に出展した業界最初のお店で、その点も「あまみ屋」と同じだ。

 この二人の事は、付き合いが長い分、思い出が沢山あって書ききれる物ではありませんが、大島紬と水晶の世界では、私がその品質に一番の信頼を置いている存在でもあるのです。ですから、結局は売り上げも良い。お祝いも頂きましたが有り難うね。

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