慌ただしいということ
宇都宮と船橋の搬入が重なり、その上お店に予約が入っている。またその上商品が少なく、配分に苦労を致しました。もっとも私じゃなくてカミサンが、ですがね。
予約の方が何時おいでになるかと思いましたら、ありがたいことに午前中でした。さらに幸運なことに、「風の庵」の谷さんも、お客様をお連れになって下さった。なんと知り合い同士。さすがに狭い町ですね。
予約の方のお連れ下さった方は、地元閑馬の人。それも旧家の所謂「おだいじん様」と言われる家の奥様。もちろん今時のことですから、偉そうなこともありませんが、林業盛んなりし頃は、それはそれはすごかったそうな。
二組ともお買い求めも頂き、開店祝儀のお気持ちがあるとは言え、実にありがたいことでした。
ショップにいらっしゃると、ハンカチを染める実演のようなことをします。
実演の最中、「風の庵」の谷さんが、じっと染めを見ている。「あんなに優しく丁寧に染めるんですか!?」と驚いていらっしゃいましたが、ちょうど私が、「紺屋の白袴というように、染めていて藍が跳ね、白い袴を汚さないように丁寧に染めなければ、藍は傷みます」と説明したところでした。
午後、お昼も食べずに宇都宮に車で向かいました。搬入をしてもさすがに商品が少ない。船橋も同じらしく、高津さんから電話があり、「宇都宮を間引いても商品を送って下さい」だって!宇都宮は宇都宮で、「高津さんからですか?商品を送るように言ってくださいよ!」という。それだからというわけではありませんが、急いで工房に戻り、商品の荷造りをして双方に送りました。それでも焼け石に水状態だな。
久々に家に帰り、お客様にお渡しする工房のチラシを200枚ほど作り、またまた夜中まで働きづめです。
小峰さんの「無理しちゃいけないよ」という言葉が身にしみますね。
後二週間の辛抱だな。
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