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2007年9月 5日 (水)

お茶屋あそび

うめだ阪急の催事が終わりました。

やれやれであります。

京都の紙屋から、「宮川町で遊びませんかと」いう誘いがあり、仕方なく遊んできました。
 

お茶屋遊びなんて言うものは、めったやたらにするものでも出来るものでもないから、「お大尽遊びですね」と言ってうらやむか、誘っても恐れをなして「止めておきます」というのが多いな。

私は後者の様に、慣れていない人がいるときに呼ばれるのですね。

つまり、幇間の如く、座を盛り上げろという役割なわけだ。

紙屋と私は、その世界で古い付き合いだから、阿吽の呼吸と言うものがありまして、直ぐに何を言っているかが分かるのです。

  

私は大阪から向かったから、ちょいと遅れた。

座敷に入ると、緊張感のある堅い雰囲気。

それもそのはず、初めて茶屋に上がる先輩と、京都の若手職人と若い紙屋の旦那の三人ですからね。

 

芸妓の隣に座って直ぐに、「おう!遅れて悪かったな!」とちょいと巻き舌でわざとしゃべると、すかさず芸妓が、「おにいさん、オエロの方ドスか?」ときましたね。

「なんだぁ!?オエロってのはお江戸の事かい?」で、後は終わりまで馬鹿ばっかり言ったりやったりで、楽しい一時となりました。

 

20070904そういう馬鹿な光景を一枚。

ちろんぼけている奴。

これは遊んでいるんじゃない。

遊ばせてもらっているのですな。
 

八時半から始まって一二時を過ぎておりましたが、昔ならここからひと遊びしたもので、勘定は紙屋に回る仕組みですから、芸妓を連れて何処へ行き彼処へ行って、後で請求書を見た紙屋の先代が、「おまえら何したんだ!」って怒ってましたが、そんなこと知った事じゃーありません。

ご馳走になったりしたりするって言うのは、こういう事なのですな。 

 

でもね、まじめな一時(いっとき)もありまして、それは「仕込さん」という、舞子になろうとするお嬢さんが酒を持って上がってきたとき。

この子は私も知っている人の紹介で、宮川町に来ている。

その知り合いに電話したら寝ていやがりましたが、ざまーみろだな。

 

そこで、芸の修行の話をひとくさりさせてもらった。

それを聞いていた芸妓も、「仕込みの時は夢中で、何していたかほとんど覚えていまへん」という。

さもありなんです。

酒を飲みながらだけれど、彼女の記憶の片隅に、少しでも残れば良いなと、本気で思いましたね。

 

芸妓は弥千穂、舞妓は菊禰。

でも一番話があったのは、ちょいとお歳を召した地方さんだって言うんだから、私も年をを取りました。

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