紺邑のホームページ

  • 紺邑のホームページ
    新しいホームページがオープンしました。紺邑について、藍染めについての情報です。

ネットショップ

  • G.i-Japan
    藍染を始める方。藍染をなさりたい方もお訪ねください。藍に関する資材とノウハウを提供します。 藍染の製品もあります。 その他にも、沢山そろえて行きます。

イベント情報

フォト

« モバイルプリンター | トップページ | 久留米絣 2 粗苧 »

2007年10月26日 (金)

久留米絣

2007_1026この人が、省ちゃんこと山村省二。

肩書きを正確に書きますと「国指定重要無形文化財久留米絣技術保持者会会員・日本工芸会正会員」とバカ長いものになります。

 

 

久留米絣にはいわゆる人間国宝はいません。

結城紬と同じように団体指定だからですが、この辺りを取り違えている人が多い。

そもそも「人間国宝」という言葉自体が,、妙なものではありますがね。

文化財は文科省、伝統工芸は経産省と、関わり合う担当の役所が違う。

どちらが厳しいかと言えば、文化財でしょうね。

まぁ、そんなことはともかく、省ちゃんはお国にも工芸会にも認められた人だと言うことはお分かりでしょう。

2007_1026_2それにしてはご覧のように身体がでかい!

お客様の頭二つ出ていますね。

そう言うと「大川さんは態度がでかい」と返してくるのがお決まり。

 
 

絣の技法は、日本独特のものではありません。

これもシルクロードを通ってきたのでしょうか。

久留米絣の歴史も、2~300年位とまだ若い。

これは、弓浜や伊予だとて同じ事。

こういう事は、藍染の発展の歴史にも関わって参りますが、やはり、享保の改革の影響があるだろうと推測します。

  

久留米絣と一口に言いますが、無形文化財による手織りの物と、機械織りの物と二つありますね。

その辺は、省ちゃんにも迷惑が掛かるかも知れないので詳しくは書きません。

 
無形文化財の物は、麻を裂いたひも状のもので括り、本建ての藍で染め、手織りした物でなくてはなりませんから、手間暇が掛かる。

30以上の行程を経て出来上がるのですが、そんな伝統的な本当のことをやっていると、作品の数など出来ようもない。

ですから、流通している物のほとんどが文化財では無いものだ。

これも仕方ないことかもしれませんが、消費者は知っておく必要があるとは思いますね。

  

さて、省ちゃんの技術的特徴は、「括り」「藍染め」「手織り」の全てを自身の手ですることが出来るという事です。

その全てが出来る人は、文化財の中でも数人でしょう。

その中で一番若いのが、省ちゃんだな。
 

作品の特徴は、藍染めだけではなく、草木染めを交え、織りでぼかしなどの繊細な技法を取り入れているところかな。体つきに似合わずね。
 

付き合いは、実は、母上との方が古いのです。
 
こちらも、国指定重要無形文化財技術保持者で、もちろん国宝展にも出展できる織りの名手です。

省ちゃんも、「早いし正確です」と表現する。

そしていつも私に、「あんた、省二を頼むわよ」と脅す。
 

ご主人のご存命の頃は、三歩下がって決して影を踏まず、先生が杯を持つと黙ってお酒をつぎ、食事中に声を発する事など決してしなかった人が、先生亡き今、カラオケまで付き合うようになり、それどころかよく食べよく笑い、すっかり大きくなられた。
 

忘れてはならないのが、省ちゃんの奥様のえっちゃんだな。

影ながら、織り、デザイン、仕立て、経理をし、と八面六臂の活躍で山藍を支えているところは、我がカミサンとにていますね。

こちらは、我が親父殿と母上との付き合いが古いく、パパ・ママなぞと呼んでくださるくらいだ。

 

落ち着いたら加筆することにして、今回はこれまで!

« モバイルプリンター | トップページ | 久留米絣 2 粗苧 »

職人」カテゴリの記事

コメント

私の勤めています会社に(山村省ニ 作){春光}と言う商品があります。
この品物は、すべて(一から十まで)山村さんが制作された作品なのでしょうか??
(藍染め・草木染め・括り・手織り)
ピンク系・藍・の縦縞の柄です。
あまり(安値)なので少々心配しております。

大原 幸一さん、コメントをありがとうございます。

>この品物は、すべて(一から十まで)山村さんが制作された作品なのでしょうか??<

「(一から十まで)」とはどういう事をおっしゃりたいのでしょうか?
そこには、久留米絣を制作するとはどういう事かという、認識の問題がありますね。

私は「『括り』『藍染め』『手織り』の全てを自身の手ですることが出来るという事です。」と書いたけれど、それ以上でもそれ以下でもありません。そして、「その全てが出来る人は、文化財の中でも数人でしょう。」とも書いておりますので、その辺りの意味もお考え下さいませ。

「(一から十まで)」に何故こだわりかと言いますと、例えば糸は久留米では作りませんね。しかし、鳥取の弓浜では糸から作るし、それがまた特徴なのです。そして、作品は糸から作られるわけです。
糸から作っているかと言えば、私には分かりません。たぶん、そうではないと思います。

「(一から十まで)」という質問に、簡単にお答えできないことがお分かりだろうか?

>あまり(安値)なので少々心配しております。<

あまりに安価とはいくらなのか知りませんので、私にはなんとも分かりかねますし、作品も見ておりませんので、これまた分かりません。
しかし、「山村省二作」と書いてあるのですから、山村省二作でしょう。ウソなどつきはしませんよ。
ご心配なら、直接見てもらうことをお勧めいたします。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/194328/16883387

この記事へのトラックバック一覧です: 久留米絣:

« モバイルプリンター | トップページ | 久留米絣 2 粗苧 »