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2007年11月 1日 (木)

東急東横渋谷通信vol.1

 渋谷の街は若者だらけですが、これは、意識的にそう言う街にしたのですね。確かに街は賑わっているようですが、雑多な感じが否めません。最近はその反省もあってか、商店街の方々も、別な方向を目指しているようにも見える。
 我がふる里も、若者の街を目指していた事がある。私は、年寄りが安心して住める街にすべきだと言ってきましたが、こういう意見は少数派でありましたね。

2007_11030003  そんな街に東急東横店はありますから、イメージはやはり「若者」です。ところがこれが違うんだな。お客様の年齢層が実に高い。そして、和装のものが良く売れる。ですから、呉服関係の職人が多い催事でもあります。

 名付けて「名人たちの仕事展」。

 それにしても暖かい秋ですね。お客様が半袖でいらっしゃるとがっかりします。紺邑の特徴は、「温かな藍染め」があることですが、それが、季節的にまだ早いように感じるのですね。

2007_11030005  それでも今日は、一年寝かせたシルクウールの、得も言われぬ青色のジャケットを、日展に出展なさっている画家の方に買っていただいた。それも九州八女市の方。

 八女市と言えば、久留米絣の本場ですし、省ちゃんの家の隣町だし、他の文化財の方々とも親しい方らしいのですが、私のような藍染めは、珍しいですからね。

 この催し物は、担当の津田さんの、思い入れの深いものらしい。とにかく出展者が、業界的に変わっています。私も、この催事でしか会わない職人が何人かいるし、藍染めも紺邑以外にもう一軒出展なさっている。こういう経験も、このお店だけです。そんな話しもしてみたいと思っております。

 良い催事だとは思いますが、惜しむらくは夜九時まで営業であることです。だからと言うわけでもありませんでしょうが、出展している職人の年齢層が若いな。

 初日で疲れているにもかかわらず、下駄屋の藤田君と、鍛冶屋の武田と、お馴染み省ちゃん夫妻と五人で夕食。このメンバーがそろうのも珍しい事だし、そろえる担当の津田さんの豪腕ぶりがうかがえる事でもあるのですが、そういうと「背負っている」と言われそうですけれどね。
 さすがに話が弾みます。話題はあっちへ行ったりこっちに来たりで様々。気が置けませんから全く疲れない。あっという間に夜も更け、さすがにちゃんとしたホテルを取り、今晩はゆったりとさせていただいております。

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