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2007年12月16日 (日)

世相雑感 企画会社の存在意義

大丸の社是は、うろ覚えだけれど、「先義後利」というものだったと思う。

「利」の先に「義」があり、義の後に「利」があると言うようなことだろうけれど、大丸の奥田さんが、どこかのインタビューの中でおっしゃっていたのは、「その上でいかに利益を上げるかと言うことに、腐心しなければならない」と言うことだったように記憶しています。

二宮尊徳の影響の大きい企業に、トヨタがありますが、尊徳は「分度」と云った。

「収入と支出のバランスと内容を考え、倹約を心がけろ」と云うことでしょう。

トヨタのトップは奥田さんの兄上だから、もし経営的に関係あるとすれば、大丸の経費節減というのは頷けますね。

そして努力の結果も、それなりに現れているからこその、今回の松坂屋との経営統合なのかもしれません。

 

名古屋はトヨタの地元だけれど、よく「トヨタはケチだ」という話をお客様から聞きますが、それは「分度」と言うこともあろうかと思う。

しかし「推譲」とも云って、分度によって余ったお金を、自社の将来のために蓄え、又社会に還元すると言う考えもある。

トヨタカップなどは宣伝もあろうけれど、その一環と言えなくもないかと推測しております。

 

しかし、小売業(百貨店)の現実は厳しいようで、右肩上がりの成長は見込めないし、見込んでいないようにも見えますね。

つまり、そんな将来を見据えた上での経営統合ではないか。

それは、経済の大きな問題だろうけれど、その中で、我々零細の職人達が如何に生きて行くかと云うことは、小は小なりに考えなければならないと思います。

 

そんな百貨店で開催されて来た「職人展」も、曲がり角に来ているように私は思う。

私のように、個人で仕掛けて百貨店主導で運営する時代は終わり、また、企画会社同士の条件闘争の時代も終わり、健全な企画会社の運営に委ねられるべき時代になって来るのではないかとね。

 
それはリスクの問題です。
 

たとえば今回のように、広告宣伝費が削減され、集客力に影響が出てきたとして、その仕掛けをどうするかと言うようなことですね。

百貨店と我々の間に入り、調整とリスク負担が出来るかもしれません。

それこそ、「企画力」の問題となるわけで、名前の通り、企画会社の仕事ともなるはずです。

 

今までは、大凡リスクのない仕事であったと想像しております。

仕入れも在庫も入りませんからね。

誤解を恐れず云えば、調整能力と管理能力があれば良かった。

そこに付加価値を付けたりなんだなんて云うのは、ちょいとした理屈という物でね。

 

百貨店が上記したような方向に進むとすれば、企画会社が名前だけでなく、リスクも背負えるような企業になることが求められてくるのではないでしょうか。

また、それが企業としての存在意義と云う物だし、健康的だと私は考えます。

もちろん、それに見合わない催事も出て来ることでしょう。

それはそれとして、臨機応変に対応するのも企画です。

 

職人の本文は物作りです。

私のように、職人が催事に関わるのは限界がありますし、それは多分、経験者(何人もいませんが)は皆、感じていることだろうと思う。

職人に、物作りの良い環境を作ってやるのも、企画会社の仕事になってこようかと思いますね。

それこそ、文化という物に関わり合うことで、やはり、企業としての本質的問題であり、存在意義の問題ともなるかともね。

 

久々に催事に出まして、ましてやそれが名古屋松坂屋本店で、FIFAクラブワールドカップなんて云うものにも遭遇しての、とりとめのない世相雑感であります。

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