偽
去年の世相を表す漢字は「偽」だったそうですね。
我々の業界からすれば、結構なことではある。
「真」にスポットライトが当たることは、社会が健康になると云うことだろうけれども、それが、マスコミやお役人の判断に任せられる社会も、不健康だと思うな。
作り手も「真」を追求するが、使い手もそうあって欲しいと願いますね。
自分の判断力を養って欲しい物です。
肝心な事は、その間に入る小売業や問屋や企画会社の人達の見る目も養わなくてはならないと云うこと。
多分、そう言う時代に入って来ているのだと思います。
そして生き残るのは、「真」を追求している人達であることを祈らざるを得ません。
去年の暮れから正月に掛けて、百貨店催事に出展してみての感想です。
私ども紺邑は、少なくとも真を追求しております。
工房に来ていただければお分かりになるでしょうが、嘘は一つもない。
問題は、品質です。
今日も機屋さんに来ていただいて、今後の染める素材について話し合いました。
つまり、オリジナルな生地を織りたいのです。
まだまだやらなくてはならないことが沢山ある。
当然のことでしょうが、現在は現在の最善を尽くして行こうと思います。
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