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2008年2月13日 (水)

排水

 紺邑が一日どのくらい水を使うかというと、約8トンくらいにはなるだろうという。これが市水だったら水道代が馬鹿になりません。129mの井戸を掘った甲斐がありますね。そして、藍の建ち具合も発色も違います。

 使った水は、当然排水しなければなりませんが、直ぐ側の沢に流すのは躊躇われましたので、少し離れた市の排水溝まで管を通して排水しております。そのために工房の位置を一段上に上げたのです。
 大きな工事をして排水に万全を期したつもりでしたが、突然、トイレの水が流れなくなり、浄化槽からは泡が吹き出て来た。トイレを設置した設備屋さんに調べてもらうと、排水に問題があるという。

 ここのところ降った雪のせいなのか、浸透式の浄化槽のキャパシティー以上の水を使っているせいなのかと、みんなで色々議論をしたが、埒があきません。それでも藍染めをすれば、当然、水洗いをしなくてはならない。

 どうにも困り、しかたなく藍を洗う水を垂れ流しにして、沢に行くようにしましたが、さすがにそれも限界がある。どう対処すべきかをさんざん考えたあげく、垂れ流しではなく、ちゃんと工事をして、沢に水を流す算段をしなければならないと、決断するに至りました。

 しかし、事は簡単ではありません。お隣三軒だけではなく、沢の下に住む方々の了解を得る必要があるし、業者との相談も交渉も工事も、すべてに時間も必要だ。その間、染めの手を休めねばならず、その損失も大きい。

 その原因は、ポンプの容量が小さいからではないかと誰かが言ったので、それならポンプ屋さんに一度相談してみようと思い立ち、電話をしましたら、直ぐに来て下さった。あの、井戸を掘った時に、寝られなくなった浅野さんです。

 排水の状態を見て、「こりゃーポンプが動いてないかもしれない」と、ポンプを見てみると、スイッチを入れても動かない。それじゃぁーってんで、配水管を切ってポンプを取り出して見たら、吸水口から変な物が出ている。いや、吸水口に吸い込まれている状態といった方が良いでしょう。

 何かと見れば、なななんと藍に染まったTシャツではありませんか!そういえば一枚なくなっていました。それがポンプに詰まっていたのです。Tシャツを取り出しましたら、今までと同じように排水できるようになった。すべて元通り!

 めでたしめでたしですが、不思議なことがあるもので、なんでTシャツが排水溝に入っていったのかがわかりません。

 そのTシャツを染めたのは誰かって? 

 私です<(_ _)>

 因みに、この記事で500回目!お陰様であります。

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コメント

良かったですね!原因が判って。原因がわからず大きな工事をしてしまった後では、それこそ、取り返しのつかない出来事です物ネ。大川さんの頭の中で、排水の工事のこと、住民の許可の問題、工事代金の事、どうしてだろう?etc、手に取るように判ります。
私の所も先月、「井戸水枯渇勘違い事件」があり、トイレも使えない、お風呂もない、食事も出来ないとさんざん振り回され、新しく井戸を掘り直そうと200万覚悟した後に、工房への止水栓の〆忘れと原因が分かり、腰を抜かした事がありました。ヘナヘナ。
本当にお疲れ様でした。

先日は朝から、電話しましてスミマセンでした。皮の件は、四代目さんの友人が「皮のバッグ」を作っており、この19日に工房に行き、相談にのってもらう事になりました。

書きながら、高江さんところの井戸事件を思い出しておりましたですよ。
ホッとしましたが、ここのところ、建物に様々な問題が出てきて、それを一つ一つ解決しております。

革の件は良かったですね。
ネットワークの力ですな。
まだまだ日本中にいますし、栃木は本場でもあるらしいですよ。

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