フォト

紺邑のホームページ

  • 紺邑のホームページ
    職人の手づくりのホームページです。 紺邑について、藍染めについての情報は、こちらをご覧ください。

ネットショップ

  • G.i-Japan
    藍染を始める方。藍染をなさりたい方もお訪ねください。藍に関する資材とノウハウを提供します。 藍染の製品もあります。 その他にも、沢山そろえて行きます。

他のアカウント

« 08池袋通信vol.4 | トップページ | 08池袋通信vol.5 »

2008年5月10日 (土)

作り手 使い手

 昨日のことですが、一人の若い伝統工芸士が辞めたという知らせがありました。よく知っている仲ですから、感慨無量。

 それを教えてくれた職人は、「私だって分かりませんよ」と言った。その内『あいつ何処に行った?』なんて言われるかもしれません」と語る。かくいう私だって分からない。

 日本の伝統文化という物は、風前の灯火。だから命がけなのです。

 私は、伝統というものは、意味があるから続いてきたのだと考えています。それは、人が生きると言う意味にも通じるとも思う。辞めた奴の仕事も意味あることだけれど、「悪貨は良貨を駆逐する」の例え通り、粗悪な廉価品に負けているのです。

 私たちは物を作るプロだ。であるとするなら、それを使うプロが消費者ではないかと、私は思う。彼らが皆、見る目を失っているのではないかな。

 なんて、そんなことばかり言うから、嫌われるのでありましょうね。
 誰に?って、悪貨の人達にです。

 

 

« 08池袋通信vol.4 | トップページ | 08池袋通信vol.5 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 作り手 使い手:

« 08池袋通信vol.4 | トップページ | 08池袋通信vol.5 »