マニュアル車
近所の木工作家のMさんが、紺邑に入らした。
紺邑の2階を、よく知る職人や作家達のアンテナショップの如きギャラリーにしようと思っておりまして、M[さんにも参加して欲しいと、お話ししていたのです。
外でお話ししていると、軽自動車のワンボックスカーが入ってきた。
降りて入らしたのが、なんと、紺邑のお客様であり、マイミク(ミクシィ仲間)で七軒町の工房もご存じという、珍しい存在のnarjaさん。
ほぼ東京と言っても良い埼玉県のご自宅から、灰を持ってきて下さった。
narjaさんは軽井沢に山小屋と自称する別荘をお持ちで、そこの暖炉でとれる灰を、紺邑のために供給して下さっていたのです。
越前漆器の鈴木一九さんから頂いていた当時は、足りませんでね、narjaさんからいただいていた灰は実に重要で、ありがたいものでした。
もちろん、今でもです。
彼女は女性ライダーでもありまして、紺邑のオープニングのお披露目にはバイクでいらっしゃいまして、私どもを驚かせた。
そんな人ですから、お乗りになっている車は、なんと、未だにマニュアル車なのであります。
里山の保存にも力を入れられているので、紺邑の山をちょっとご紹介して、私どもの夢を語り、お昼はカミサンと三人で、飛駒にあるレストラン「カフェブロッサム」へ行って参りました。
子羊のグリル、オーガニックビーフ100%のハンバーグ、豚肉の塩漬けを、三人で回しながら食しましたが、結構なものでしたね。
パンは、バターか直輸入のオリーブオイルで、サラダは、近所で採れた野菜達を自分で塩・胡椒・オリーブオイルを好みで味付けするのも良いですな。
子羊は、オーナーが、薪ストーブでお焼きになる。
やはり、薪は料理を美味しくしますね。
ワインを飲めなかったのが残念。
紺邑に帰りまして、これから作る商品サンプルをご試着しながら楽しまれた。
お帰りになって、「楽しいお持てなしをありがとう」とメールが入りましたが、「ありがとう」と言うのは私たちの方です。
こういうお付き合いは、甲斐があるというものですね。
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