忙しい忙しい
それにしても工房に居りますと、忙しいこと忙しいこと。
朝、閑馬に行って直ぐに、レースの染め。
求められた色は、「濃いめの縹」というのですから、ちょいと難しい。
幸い、丸甕が明るい青を出すので、それで染めました。
難しいのは、染め上げるタイミング。
「これでよいだろう」と思った色に、カミサンのOKが出て一安心。
その間、下の工場の社長と礒さんがみえた。
磯さんは、親父殿の工房からのお付き合いで、古い古いお客様。
この辺りで取れた鹿のルイベを持ってきて下さった。
私の大好物。
おにぎりと蕗とジャガイモと小梅を付けた物もおみやげに頂き、お昼はこれで大満足。
その上、絞りの反物を、解く仕事までしていって下さった。
蝋燭の教室に、東京からお客様がいらしたので、ついでに藍染めもお見せした。
「閑馬農業部」の太田さんも、奥様と友達を連れて来て下さり、蝋燭を見学し、藍染めも初めて説明いたしましたね。
まだまだ話すことはありますが、まあ、少しずつやっていきましょう。
明日、日本橋三越で開催される日本の職人『匠の技展』」の出荷作業をその間にやりました。
ヤマトで出しましたが、「今後は、こんなに沢山の荷物は、引き受けられないかも知れません」と、信じられないことをドライバーは言う。
訳を聞けば、こんな田舎には、回る車は一台しかないので、大きな荷物は乗せきれない場合があるとのこと。
営業所に一度戻りますと、往復で40分から1時間くらい掛かるので、お客様に迷惑を掛けるかも知れないという。
なるほどと納得はしましたが、黒猫ヤマトは変わりましたね。
自分の都合ばかりを言うようになった。
仕立て上がってきた絞りの着物が気に入らない。
納めたくないので、お客様に連絡し、納得していただいた上で、やり直しをさせていただくことにしました。
絞りの職人の家に着いたのが夜8時半。
打ち合わせして、その家を出たのが9時半近く。
夕飯抜きだから、腹の減ること減ること。
カミサンに作らせるのも酷だから、本当に珍しく外食。
食べたのは牛のしゃぶしゃぶ。
これまた珍しく、不味い!
美味くないのならともかく、不味い!!
しかたない。
これは、私を太らせたくないという、神様の思し召しだと諦めて、大量の肉と野菜を残して帰って参りました。
それにしても、忙しかったなぁー。
ひろこさんが呆れておりました。
ぴょんぴょん堂のただみつからのメールに、一度もレス出来ないくらいだった。
勘弁して頂戴。
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