蛍
「花宇宙」のイベントは、午後、まことに賑やかになりました。
あと一日、明日も予約があるそうで、結構なことです。
それにしてもきれいな蝋燭だと、改めて思いますね。
ご覧になるだけでも、紺邑にいらっしゃいませな。
夕方、真っ黒なワンボックスカーが入ってきて、「おーい!」と子供の声が聞こえる。
京都の紙屋「ぴょんぴょん堂」の社長一家の到着です。
夫婦に男の子三人。
一昨日電話がありまして、「其所って、蛍でます?」と聞くから、「出るよ」と答えると、「え!」とちょっと絶句!
まだ幼い子供達に、蛍を見せてやろうと思い、手頃な田舎と言えば紺邑だから、気楽に聞いてみようと思ったら、ズバリだったというわけでしょう。
「いつ来る?」
「土曜日です」
という、簡単なやりとりがあって、一家で来た。
まだ明るいから、庭の梅の木に連れて行って「梅狩り」。
(写真を撮りましたが、どうも工房に忘れて来たようで、後でアップします)
社長のただみつが、親になって子供と遊んでいるのが不思議。
そんな古い付き合い。
バケツ一杯に梅を採り、田舎育ちの奥さんが、梅干しやら梅酒を作るそうです。
こんな事は観光地では「でけしまへんえ!」ってなもんだ。
蝶が飛んでいるのを見て、子供達は大騒ぎ。
いつのまにか、虫取りのネットを取り出して、追いかけ回す。
庭の草刈りまで始まり、賑やかな物だ。
ようやく暗くなってきたので、村井さん、大山さん、ひろこさん、岡本一家に私たち夫婦という総勢10名で、奥の久保さん家(ち)へ。
先ずは、手料理を目一杯頂き、蕎麦とうどんを頂き、私とただみつと久保さんのご主人の三人は、ビールと酒。
暗くなって子供達が外に出る。
「蛍がいたぁー」と、興奮して戻ってくる。
みんな外へ。
私も外へ。
真っ暗な田舎の川沿いに、いやいや、驚いたことに久保さん家(ち)の庭にも、蛍がいるではありませんか。
どこかの「蛍祭り」などという、作為のあるイベントではない、本当に自然の中の蛍です。
私たち以外に誰もいやしません。
この辺りの農業が、無農薬の証拠みたいな物ですが、それにしても懐かしい光景でした。
日本の原風景と言っても良いでしょうね。
帰りはカミサンが運転。
帰って来て、案の定バタンキュー。
このブログはまたしても、朝早くに書いております(^^;)
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