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2008年9月13日 (土)

「発展すること」と「町おこし」

所用があって、佐野市の南、渡良瀬川の近く、川を渡れば館林市という所にある、「栃木運輸支局佐野自動車検査登録事務所」という、長い名前の所に行って参りました。

栃木県の自動車ナンバーには、「那須ナンバー」「宇都宮ナンバー」「とちぎナンバー」とありまして、その内の「とちぎナンバー」を管轄している。
初めて行きましたが、大きくて広くて、自動車屋さんだらけだ。

それにしても、佐野の南側は発展しております。

東北自動車道の浦和インターから50㎞地点に「佐野・藤岡インターチェンジ」があり、都内からでも簡単に来られ、そこは「佐野新都市」とか言って、イオンだアウトレットだと、土・日は車が渋滞するほど混み合う。

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東京からは、ここまではバスも来ています。
この運輸支局だって、「とちぎナンバー」の登録には絶対の存在だ。

その影響が、旧市街地には及んでこない。
相変わらず、眠ったような町並みです。
ましてや、その北側の山の中の閑馬に至っては、尚更のこと。

発展はしているけれど、この辺りは色気も素っ気もないところで、「住め」と言われりゃ、「土地をくれてやる」と言われても嫌ですね。
事実、民家などありゃしません。

こう言うのを見ますと、町の発展とはなんだろう?と思わざるを得ません。
様々な会社や施設が沢山出来て、人が来れば良いと言うものでもないでしょう。
そう、私は昔から考えておりました。

やはり、住みやすい町が良い。

「住みやすい」とはどういう事かを考えるのが、「町おこし」なんだろうと思うけれど、どうも、違う方向に行きやすいな。

新幹線の駅や高速道路のインターをつくり、企業誘致をして税収増と人口増を図り、町を発展させて行くなんてことを、政治家は言う。

そこに、「どう発展させて行くか」というのが、抜けておりますね。
それを「ソフト」と言うんだそうですが、そうすると、その専門家と称する、または思われる、所謂「プランナー」とか「コンサルタント」とか言うのが出てきて、日本中、同じ街にしてしまった。

 
チラシ配りを致しました。

先ずは新聞社。
旧知の支局長に、閑馬の今後について語りましたら、興味を示された。

農業をしようとする都会の若者達が集まり、工芸を生業とする人も集まり、賑やかになってきたからです。
ここに住みたいという人も増えてきた。

秋には収穫祭をやりたいと思う。

実りを分け合い、音楽を楽しみ、住むことに喜びを感じられる時間を、みんなと共有しようという試みです。

これを「ソフト」と言っても「町おこし」と言っても構いませんが、人がそこに住むと言うことは、もっと日常的で当たり前の事なんだという前提が、それらの言葉にはありませんね。

私たちは時間を掛け、無理もせず、頑張りもせずにやっていこうと思います。
無理や頑張りは、疲れるだけですからね。

 
その閑馬も、数年後、近くに北関東横断道路のインターチェンジが出来る。
この高速道路は、日本海側の新潟と、太平洋側の茨城を結ぶ、日本の経済にとって重要な路線となることでしょう。
そして、日本の東を南北に走る東北自動車道とも交差しているから、東京にも近いし、東京を通らなくても、西日本に抜けることが出来るようになる。
そうなると、またぞろ企業が誘致される。
多分、既に決まっているのでしょうが、下手をすると、南のような状況にならないとも限りません。
物流の拠点となって、トラックばっかり集まるのかも知れない。

そんな、色気も素っ気もない物との戦いこそが、「町おこし」なのだと、私は考えるのです。

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