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2008年12月 3日 (水)

職人の社長

様々な事情で、紺邑は有限会社であります。
小なりと言えども、法人として社会に在りますから、それなりの責任を問われる。
社長というのは、その全てを被るわけですから、色々仕事がある。
例えば、帳簿がどうだ、資金繰りがどうだとね。

これがどうも、職人としての仕事には妨げとなる。
しかし、嫌だなんて言うわけにもいきません。

昨日は、その筋の方が工房にいらっしゃり、帳簿をごらんになってお帰りになった。
もちろん、何事もなかったわけですが、それでも、かなりの時間を取られたことは確かであります。今日も、別のお役所に提出する書類を作らなければなりません。
これも、やらなければならないことだ。

そろそろ百貨店催事がありますから、DMを作らなければならない。
名簿の管理もしなければならない。
百貨店に行って、販売しなければならない。
搬入も搬出もあるし、飾り付けもある。

どうも、忙しいことだ。

 
江戸時代がどういう時代だったかという本を読みましたが、のんびりしていて、実に良いですね。

2階建ての長屋の一月の家賃は、職人の一日の日当分だったそうです。
だから、家を買うバカはいなかった。
自分の物は、行李一つ。
火事になると、それを持って逃げれば良かった。
そして、また長屋を建てなきゃなりませんから、職人の仕事が増える。
「火事とけんかは江戸の花」っていうのは、こういう事。
職人には、良い時代でありましたから、良い仕事が残っているのでしょうね。

私もいつか、そうなってみたい。
仕事を委譲すると言うのだそうですが、後は人材の発掘という社長としての仕事が待っていますね。
 

因みに江戸時代は、税金は無い。
江戸の役人は、南北の奉行所に合計で294名。
100万都市の江戸に、警察官がたったこれだけ。
それで、平和と安全が保たれていた。

もめ事は大家が担当。
「大家と言えば親も同然」と言いますけれど、大家は家主ではない。
いわばアパートの管理人。
大家で解決できないもめ事は、家主ならぬ、町名主がおこない、それでも解決できないものが奉行所に上がるという仕組み。
なんてことも書いてありましたね。
(講談社文庫 「江戸時代はエコ時代」 石川英輔)

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