船橋2日目。
三が日ですから、さすがに人出は少ない。
それでもようやく、お馴染みの方々にお見えいただけるようになりました。
昨年の八月、栃木福島物産展でお買い上げ頂いた方々は、特に紺邑のショーツ(パンティ)を目指していらっしゃいます。
「これをはくと、もう他のものははけなくなる」とおっしゃる。
私はさすがに男ですから、会話はマネキンさん任せ。
藍染のすばらしさに、皆様お気づきの様子ですが、こういうものは商売的には効率の良いものではありません。
それでも、喜んでいただけますと、作る甲斐があるというものですね。
「他の百貨店で、何か集客の為にやっていることはありませんか?」と、担当に聞かれました。
確かに、様々工夫をしていることは確か。
外商のお客様と友の会会員への告知や、ノベルティーや有料・無料の頒布品の設定等々。
しかし、百貨店に出来ることは、限られていると私は考える。
それを如何に充実するかが、大切なのではないか。
告知せず、人が集まると言う事はありません。
良い品物を、正当な価格で販売しなければ、お客様はリピーターに成ってくださいません。
楽しいところに、人は集まります。
以上が大前提。
最近は、告知する事を疎かにする傾向が、百貨店に見られます。
予算が無いと言うのが理由でしょうが、金を掛けない告知の方法もあるのではないではしょうか。
方法を考えることが、大切だと思いますね。
良い品物を販売するには、良い品物を見る目を養わなくてはならない。
目の前で陶器を売っている若者が、「百円ショップにも、結構良い物が売っています」という。
私は、「君ね、ここは職人展だよ。物を作っている人間が、百円ショップの品物を褒めてどうするのだ」と、さすがに説教をしましたが、こういう目と感性を持っいる人間を、職人展に入れること自体がおかしな事だと、気付かねばなりません。
楽しいところには、どうすればなるのか。
私の言う「一体感」とも通じますが、いつか、私の考えを書いてみましょう。
いや、書いてきたかな!?
楽しく過ごさせていただいたお陰か、成績は十分な物です。
日本橋も、まあまあだ。
めでたいところで、長女の家に帰って参りました。
ここから船橋と日本橋に通います。
ありがたいことに、馬喰町乗り換え一つで船橋まで行くことが出来ます。
最近のコメント