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2009年8月30日 (日)

投票日

衆議院選挙の投票日がようやく来ましたね。

二十歳になった息子にとって、今回が初めての選挙となります。

住まいが離れていますが、現住所は私たちと一緒ですので、投票するために工房まで参りました。

夫婦でも親子でも、政治的意見や信条を異にすることもあるかもしれない。
民主主義ですから致し方ない事だから、私は投票行為に対して、ああしろこうしろや、ああすべきだこうすべきだと強要したことは、ただの一度もありません。

ただし、私の意見は言い、家族で話し合いはする。

息子はロッカーで、ギターを弾くことに夢中で、政治に関心を持つ時間が無いそうで、どの党の公約も、立候補者さえも知らなかった。

だから、取り急ぎの説明と私の意見は言ったけれど、誰にどの党に票を入れたかは聞いておりません。

 
三女からたびたび電話がある。
新聞報道やテレビに影響されて、自分の意見を持っていない周りの人たちが、歯がゆくて仕方ないらしい。

私が世情を事細かに説明するし、歴史も政治の事も話してきたから、今回の選挙の重要性を彼女なりに認識している。
 
職業は髪結いだから客商売。
話を聞かされても、議論は出来ませんから、余計に歯がゆいのでしょう。
それでも、少しだけ自分の意見を言ったら、気づいてくれた仲間もいたらしい。

 
こういう事に対する我が家族のキーワードは、日本が大好きだと言うこと。
投票の基本的な動機は、それ以外にありません。
だからたぶん、みんな同じ事を投票用紙に書いたことだろうと思う。

 
息子をアルバイト先に送りながら、ある候補者の選挙事務所の前を通った。
「あの候補者と、二人だけでアメリカを旅したことがある」と言ったら、驚いておりました。
私が30代の後半でしたから、息子は「僕が生まれた頃だね」と。

そう言えば、こういう事を話す機会が、息子にだけは少ないなと、少し反省もしましたね。

何はともあれ、日本の政治の明日が今日決まる。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

 今日決まるのは国民が選んだこれからの数年の政治です。
それは紺屋さんのイデオロギーでもなく私のイデオロギーでもなく、我々の愛する日本国民の大半の判断の結果です。

 マスコミが馬鹿な煽動をした結果、少数の人が正義と思う結論にならなかったとしたら、この国に馬鹿なマスコミとそれを許す言論の自由が有るという、健全な国家の証明じゃないですか?

 自らの志を国家の姿に直接反映させたい信念があるなら立候補して政策論争をするのが筋でしょう。

 
 自らステージに立ちしかも市民の支持を受けて当選した志有る人間と政権に対して、銃を向けられることも無く自由に批判できると言うのも我が国の戦後民主主義の素晴らしさだと思いますが。
 

戦前が民主主義もなく、言論の自由もない暗い時代だったという考えは、戦後教育によるものだ。
明治には自由民権運動があり、大正デモクラシーもあった。

「五箇条の御誓文」は当時の常識だろうけれど
■広く会議を興(おこ)し、万機公論(ばんきこうろん)に決すべし
■上下(しょうか)心を一(いつ)にして、盛(さかん)に経綸(けいりん)を行ふべし
■官武(かんぶ)一途(いっと)庶民(しょみん)に至(いた)る迄(まで)、各(おのおの)其(その)志(こころざし)を遂(と)げ、人心(じんしん)をして倦(う)まざらしめん事を要(よう)す
■旧来(きゅうらい)の陋習(ろうしゅう)を破り、天地(あめつち)の公道(こうどう)に基(もとづ)くべし
■知識を世界に求め、大(おおい)に皇基(こうき)を振起(しんき)すべし

とあって、ここから明治が始まるわけだからね。

共産主義者に対する弾圧が、あたかも戦前が暗い時代だと思わせるのだね。
その辺りは、山本夏彦さんの書物に詳しい。

政治的行動というのは、なにも被選挙権を行使することだけではない。
志を同じくするものの中でそれを選ぶのも、応援するのも投票するのも政治活動だと私は考えるね。

だから、国民に主権があり、それに責任が伴うのだろう。

この度の選挙の結果は、国民が責任を負うことだけれど、果たしてそれだけの覚悟があったかどうか、はなはだ疑問ではあるな。

内閣の人事に口を出し、政局を混乱させ、扇動された国民世論を背景に、三国同盟を締結へ向かわせたのは戦前の陸軍だけれど、それを思い起こさせた選挙だった。
何を大げさというかも知れないが、ナチスを大歓迎したのは日本の大衆だし、そのときの首相は国民に期待された近衛さん。
近衛さんが鳩山さんにダブるのだよ。

閉塞感というキーワードも同じだ。

我々は、何を学んできたのだろうかね。

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