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2009年10月 2日 (金)

新宿通信 つづき

カミサンは、閑馬小学校の行事やなんやかやで一時帰宅。
夕方5時に帰って参りましたが、その間、私一人で店を仕切りました。
お隣のシルク屋さんも、お一人だった。

 

新宿も三日めになりますが、藍染をご存じない方が多いのに驚いております。
30年くらい昔に戻ったようだ。

お客様の目の前で染めながら藍染の説明をしておりますから、言葉よりも説得力が増すようで、皆様驚いていらっしゃいますね。

大抵の方が「藍染は色落ちがして洗濯が大変だから、もうこりごりなの」とおっしゃる。
今回は藍甕がありますから、ハンカチを染めて、それを白いハンカチと一緒に洗って色移りがない事を見せて差し上げますと、皆さんビックリなさいます。
「藍染」と「正藍染め」の違いについても、理解が早いようです。
やはり、実演は必要だなと感じております。

 

 
私の藍甕を見て、「これは建っていないね」とおっしゃった藍染の専門家が二人いらっしゃいました。
「建つ」とは、醗酵させることを言います。
お二人とも藍染の世界では名の通った方ですが、匂いもないし、液の表面に泡もなく静かだからでしょうが、「本建て」を知らないのですね。
目の前でハンカチを染めて、ちゃんと建っていることを見せて差し上げますと、黙ってお帰りになりました。

 

言葉というのは面白いもので、自分の経験を自然に語ってしまう。
だから、共通の経験があると、言葉は通じ合う。
それを、「共感」というのでしょうが、藍染を語れば、その人の藍建ても染めも、ひと言で分かります。
私は本建てをやっておりますが、化学建てをしている人と共感することはほとんどありません。
多分、文章も同じで、読み方や解釈に、自分が現れる。
感想文も批判も、己を語っているに過ぎないのかも知れませんね。
なんてね(*≧m≦*)

 

まあ、そんなこともあるから、実演は面白いと言うことはありますね。

 

 
久々に、新宿の住人、ラテンの歌姫DIVA NORIKOとカミサンと三女を交えて、西口のそれはそれは古い焼鳥屋「ぼるが」で会食。
「ぼるが」と言う看板が「ぼろが」に見えるというのは、ご愛敬と言うことで・・・

 

 

 

私は最近、「紺邑のブログ」を愛読しているのですが、この紺邑さんには機密情報があるのだそうですが、我が紺邑には全くありません。
それにしても、紺邑ねぇ・・・(・∀・)ニヤニヤ

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