紺邑
紺邑は、コンユウと読みます。
私とカミサンで作った名前です。
出来たのは忘れもしない、2000年8月。
親父殿から離れた次の月でした。
師匠の和尚に「新しい工房の名前を、紺邑にしようと思います」と話したら、「紺邑、紺邑、紺邑」と三度声を出して読み、「ん!?良い名前だ。一編の詩になっている」と言って下さった。
そして文字にして書いて下さったのが、現在の紺邑のロゴになっています。
「紺」とはもちろん、藍染の出す色の事ですが、人類の文化の中で最も古い染ですから、私達は伝統工芸の代名詞としました。
「邑」とはムラと読むように、「人の集まり」を意味する。
当時中国の古代史に凝っていたカミサンが、「大邑商」という言葉から取った。
つまり、「紺」と「邑」を結ぶことにより、伝統工芸に人が集まるイメージを表した屋号なのです。
そこには、藍を染めるだけではなく、伝統工芸を世に広め、そこに人々が集まり、日本の文化の継承に役立とういう、私達の意志が入っているのです。
« 新宿通信 つづきの続きのつづき | トップページ | ホームページの代わり もう一人の紺邑さん »
「紺邑」カテゴリの記事
- 小荷田さんご夫妻(2019.05.11)
- 春の藍建て講習会始まる。(2019.04.27)
- 冬の藍建て講習会終了(2018.02.17)
- 冬の講習会始まる(2018.02.13)
- 「藍建て講習会募集」はキャンセル待ちというお知らせ(2018.01.17)
最近のコメント