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2009年11月 3日 (火)

お米 「漢方米」

大田原の星野先生から、久しぶりに電話がありました。

「今日(日曜日)の読売新聞に、『漢方米』が出ていますから読んでみてください」ということでしたが、旅先ですからネットで調べてみました。

米(福島・郡山市) 漢方米 輝くうまみ

ここで紹介されている農家の古川さんは、「国内最大の品評会でコシヒカリが5年連続金賞に輝く若き名人」と言われ、想い出したけれど、何年も前に、私が上六に出ていたときに、奈良で授賞式があって、星野先生から「出てきませんか」と誘われたことがありました。

現在某放送局が、一年がかりで土作りから刈り入れまで取材をしているそうで、いわゆる「勉強会」も取り上げられるそうな。
放送は、来年の初めらしい。

この「勉強会」は、私の藍建てに対する姿勢の元になっています。

この農法の基本的な考え方は、「植物や土も人と同様」ということですが、そのセンテンスを「藍」に変えて、「藍も人と同じ」と考える藍建てをしているという訳です。

そう考えると、土に「化学合成した肥料や薬」を蒔くことが出来ないように、藍に苛性ソーダや還元剤を入れられなくなります。

この農法とも、もう20年程のお付き合いになりますが、当時土の改良を始めたばかりの農家の野菜も米も、今や高値がついているだけではなく、直ぐに売り切れてなかなか手に入らないらしい。

あるトマト農家では、消費者が畑に直接買いに来てしまうので、市場(いちば)にさえ出てこないと言います。
そんな成功を見ても、慣行農法に慣れた農家は手を出すことはしませんし、また星野先生も、無理矢理広めようという気もない。
こういう姿勢が、これまた私に共感を与えるのですな。
 

土壌改良は、一日にしてなりません。
数年は掛かることでしょうから、この農法に限らず辛抱がいる。
藍染も、化学建てに慣れた人が、灰汁を使った醗酵建てになかなか手が出ないように、農家も、慣行農法になれた人は、「化学合成した肥料や薬」を使わないことは難しいようです。
 

昔から、無農薬農法や有機栽培といったことをしている人達と付き合って来ましたけれど、皆さん、妙なコミュニティを作ろうとしたり、また、特定の考え方を持つ人達の集まりばかりで、それは消費者もお仲間だったように見えたものです。

彼らの前提は、無農薬で有機栽培であること。
作られたものが、萎んでいようが虫食いであろうが病弱であろうが問題ではない。

そこには何か無理が感じられて、私には馴染めませんでしたね。

 
功名心も衒いもなく、コツコツとやってきて結果を残してきた本物が、ここにあるように私は思います。

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