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2010年2月10日 (水)

続 割建て

すくもを醗酵させて染め液をつくる「醗酵建て」、または還元剤を使う「化学建て」に、合成藍を足すことを「割建て」と云うと書きました。

何故そんなことをするかというと、液の中の藍分(らんぶん)が少なくなって、思うような濃さに染まらなくなるからです。つまり、(合成)藍を足して濃くするわけですね。

効率を考えれば、こんな手軽な方法はありませんし、化学的にはおかしな所はない。
 
 

一方、合成藍だけの藍建てもある。つまり、インディゴ・ピュアーだけの藍染めです。

合成藍は元がコールタールですから、醗酵させる有機物がありません。

だから、還元剤を使うしかない。

灰汁を使う意味もないから、苛性ソーダで強アルカリ性の液を作り、可溶性にして染め液を作る。

濃さも自由自在だし、色が無くなれば足せばよいのですから、大量生産が出来ますね。

大量に生産され、安く市販されている現在の藍染めは、ほとんどこれでしょう。

 

紺邑に、半年間寝ている藍甕がありました。

風間君は、「もう藍が無い」というけれど、私のカンは、まだ十分に藍分を持っていると語ってきます。なにせ、すくもが2俵も入っているのですから。

ところが、どうしたらまた藍染めが出来るようになるのかが、私にはわからない。だから、半年間寝せておいた。

その間、様々に染めたり建てたり手入れしている内に、方法が閃いたのです。

ここで手入れ手入れと書いたのは、それもやっていた。

それが今日、実を結んで生き返りました。

20100210091311
立派な藍の花が建っておりますが、これが最近まで、全く藍の色が出てなかったのです。

復活させるまで半年掛かりましたが、こんな効率の悪いことはないでしょ!?

しかし、悩んだ半年の経験は、今後大きな成果となって、紺邑の財産となって生きると私は考える。

ここで効率を考えて還元剤を入れたり、合成藍を割ったりしたら、成果も財産も得られませんね。

 

本建ては、辛抱が肝心という所以です。

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