藍染め三昧
朝から晩まで、お昼と三時に休んだだけで、後は染め三昧。
生き返った甕は相変わらず落ち着かず、すくもが浮いている状態だから、目の粗い綿地だと、ついたすくもを落とす洗いが大変なので、目の詰まった絹の布を染めることにしました。
一枚は、反物を半分に切ってかご染めにしたものの染め直し。
もう一枚は、広幅で藍の付きに少し問題があって、丁寧な染めを求められるもの。
そしてもう一枚、広幅の絹地を染めることにしました。
この布地は、ちょっと目はたいした量とは思いませんでしたが、藍甕に入れてみると長いこと長いこと。
10メートルは超えていた。
これを甕に入れて斑無く染めるには、それこそ根性が要る。
甕の中に両手を入れて布地を引っ張るように広げ、手首を動かさないようにして液の中で二度天地して、布地の間に入った空気を完全に抜き、その間、布を引っ張るようにして藍をしっかりと付けるように染めて行きます。
染め出してしまったものはしようがないので、最後まで染めましたが、根性を入れるには染める姿勢が大事。
ブログのプロフィールの写真の姿勢を、長く続けなければならないので、腰への負担が大きい。
私は腰痛になったことがないけれど、それにしても最後は重くなりましたね。
六時に終了しましたが、ちょっと身体がきつい。
寄る年波には・・・(涙
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