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2010年8月12日 (木)

組織とネットワーク

百貨店催事に出るについて、私は三つの目的を持った。

一つは販売。
一つは顧客作り。
一つは、職人のネットワーク作り。

そのために、先ずはこの世界を知らなければならないから、始めの1~2年は、黙って見ておりました。

その私を引き回してくれたのが、組紐の平井。
それは、鈴木一久さんも同じだった。

その内、この業界に激震が走るようなことが起こって、職人達を組織化しようとする動きが出てきた。

それを先導していた人達が、私と平井に協力を求めてきた。確か、二子多摩川の高島屋じゃなかったかな?

彼らとは今でも仲が良いけれど、その時私は初めて発言させていただき、ネットワークと組織の違いを語って、職人の組織化に反対した。

その後もその動きは続き、それが現在の企画会社の存在に繋がっている。

 

組織化を図り、実際に会社を興した人達は、私を誤解した。

それは、大川も自分たちと同じような会社を立ち上げるのではないかと言うこと。

政治家と同じく、私にはちっともそんな気はなかったし、今でもない。

 

私は、職人のネットワークを作った。

そこには、組織の力学は働かないから気楽な物だ。

そして15年前、東武宇都百貨店で催事を開くことが出来た。

 

私を誤解した人達は、今でも誤解し続けている。

理解者は、企画会社の中ではたぶん、ブラシ屋の旦那だけだろうなと思う。

 

一番酷く誤解したのは、組織を作った九州の人達。

関係を修復するのに、三年掛かった。

なにせ、私と口も聞いてくれなかったのですからね。

その中には、和解した人もいるし、和解した振りをしている人達もいる。

それも私にとってはネットワークの一つだし、組織の中にいるわけではないから、そんなことがストレスにもならない。

それがまた、ネットワークの良さですね。

 

つい最近のこと、ある百貨店が「職人展」をやりたがっているという。

ところがあまりに急なことだし、それほど有名な百貨店ではないからか、職人が集まらない。

何の事情か、その店が「ある人」にそれを相談したら、その「ある人」が、私に職人を集めて欲しいと頼んできた。

ネットワークは気楽だと言っても、こういう風に、何かの折には人に頼むし、頼まれることもある。

 

私を誤解し、組織を作った人が、ある日本を代表する百貨店から、職種を指定されて、その職人を催事に入れて欲しいと頼まれた。

「そんな職人は知りません」とも云えず、されど全く知らず、相手は一流の店だから、変な職人を入れるわけにもいかず、私に電話してきて「紹介してくれ」という。

私は組織の人間ではないから、こういうことを頼みやすいし、また頼まれやすい。
 
実は私も知らなかった。何故なら、この業種は「職人展」向きではないからです。

そこで上記の「ある人」に頼んで、信頼できる職人さんを紹介してもらったという経緯があったのです。
 

その借りを返す、良い機会を作ってくださったので、直ぐに集めさせていただき、催事が出来るようになりました。

 

さて、話しが長くなりましたが、紹介してくれと頼んできた「私を誤解した人」は、顔が立って大喜び。

こんなことが何度もあり、何を言うかと思えば「大川はスパーマンだな。どんな企画会社より職人を知っている」と、お世辞を言った。

そして、私が無理して催事に入れた職人に対し、その後、彼は何もしていない。

そして、私が頼んだことは、なにも応えてくれておりません。

これは組織だから許されるかもしれませんが、ネットワークではそうはいきません。

結ぶ糸が切れれば、その先のネットワークは無くなるからです。

 

私が「良い機会」と書いたのは、そんな理由があるのですが、組織とネットワークを語らせていただいたのは十何年も前のこと。

今でも、考えに代わりはありません。

 

長くなりましたm(_ _)m

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コメント

これを読んで,本当に納得します。真剣に生きるほど,試練は付いてくるようです。どうか頑張ってください。

加藤さん、コメントをありがとうございます。
こんな長い駄文を読んでいただき、感謝m(_ _)m

ところで、今日入れ違いになったのは、加藤さんじゃありませんか?

紺屋

昨日は奥様から、貴重なお話を聞かせていただきました。ハーブ茶もいただきながら、念願だった大川さんの歌も聞かせていただきました。本当にありがとうございます。是非大川さんのライブを実現したくなりました。肩肘はらない人生を達観しつつある歌手の歌を、目の前で聞いてみたくなりました。

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