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2010年8月17日 (火)

職人展今昔 「義」と「道」

 我々工芸を集めた職人展が、日本中の百貨店で開かれるようになりました。十数年前までは、高島屋系列百貨店の専売特許のような物だった。景気も良かったし、他にやることが沢山あったのでしょう。 
  
 今週は特に、職人展が数多く開かれる週です。その中でも、鶴屋の「日本の技展」は21回という大老舗催事だ。宇都宮東武百貨店の「ニッポン全国 職人の技展」は、15回でそれに次ぎます。

 調べてみると、新しい催事も出来ているらしい。
 
 そうすると、どういうことが起こるかと言えば、職人の出展者が足りなくなります。需要と供給のバランスが崩れるというわけだ。

 我々の世界は、ほぼ零細企業ばかりですから、出展できる催事の数も限られております。

 では、催事を選ぶ基準は何か?

 宇都宮は地方都市だ。そりゃー、大都会の百貨店に比べれば、小さい物だ。

 それでも、来てくださる職人もいる。

 中には、社員を出してお茶を濁す職人もいる。もっと売れる百貨店に主役は行くわけだ(これを評価するのはちょっと複雑で、社員が主役の場合もある)。

 中には断ってくる人もいた。理由は同じ。
 今回は、これが多かったけれど、無理もありません。
 
 ネットワーク型の催事が、限界を迎えているのではないかと思い出して数年。

 昔の日本人には、「義を見てせざるは勇なきなり」なんて言葉が生きていましたけれど、私を含め、現代人はそうはいかないようだ。「先義後利」なんて言うのもそうですね。

 しかし、「義」の孔子に対し、老子は「敢えてするに勇なれば、則ち殺され、敢えてせざるに勇なれば、則ち活かさる」と言ったらしい。そして「天網恢恢疎にして漏らさず」とも。

 そんなこんなで、「思い出して数年」が、実感に変わっております。

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