人の噂・印象・評価
本日は、地元新聞社の取材を受けました。
私の藍染に対する考え方・取り組み方等々、染めながらお話しさせていただいた。
記者の方は、辛抱強く取材をしてくださいました
どんな記事になりますやら、楽しみではあります。
午後は、染め三昧。
染め上がる頃は、辺りは真っ暗闇だった。
さて、私はしがない職人だ。
それなのに、私のことを「あの方は職人ではありません」とおっしゃる方がいると言います。
どうしてか分かりませんが、私は職人だから、そんなことを云われても何とも思いやしません。
うちの親父殿の名言に、「自分のやっていることは人もやると思うのが人間だ」というのがあります。
その方はきっと、ご自分が職人ではないのに職人の振りをなさっているのかもしれませんね。
しかし、思い当たる筋がないでもない。
それは、私の経歴と雰囲気だ。
だから、同じ職人仲間からも、こういわれる。
(高出さんのブログ【職人仲間】から)
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さて、今回の遠鉄で隣同士で出店している職人仲間を紹介します。
『㈲紺邑』の大川公一 さんです。正藍染めの職人です。
10年以上前から顔と名前は知ってましたが、挨拶程度で何も詳しいことは知りませんでした。(ただ 歌はプロだと 聞いてました。)
スタイル、容姿はダンディで、カッコイイ!そういう点では僕とは大違いです。とても職人とは思えない感じです。
でも、彼の手を見た時、「あっ!俺と同じや!」と思いました。僕は漆器で彼は藍染めと物は違いますが、自分が創る商品(僕は作品と言いたい)に、ものすごい愛情を持っているんです。
何よりも自分が愛情を込めて創った作品をお客様に直に顔を見て販売する、お客様の喜ぶ顔を見て自分自身も嬉しくなる。これは、職人しか味わえないことです。僕も実はそういう考えで仕事をしています。
今回、大川さんとご一緒出来て、僕と同じ考え方の職人と出会えたこと、彼自身のことがわかってよかったと思いました。
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職人は職人を知ると言うところかな(^o^)
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