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2011年12月15日 (木)

被災地支援会議

東北被災地にも、冬がやってきました。寒いだろうなと思う。

盛岡で、一人で被災地まで赴き、支援物資を被災者にお渡ししてきた高橋君という若者も、12月11日をもって、いったん支援を中止しました。

彼は、盛岡市から、野を越え山を越え谷を越え、片道3時間以上掛けて沿岸部の大船渡や陸前高田へ行っていました。

冬は雪と道路の凍結で、とても山道など走れたものじゃありません。東北の、特に岩手県は、被災地に行くまでが大変です。

その様子は、高橋君のブログに詳しいですから、是非ご一読をお勧めします。

 
私たちの支援は様々に行ってきたけれど、高橋君のように、個人で支援活動をしている人達に物資を送ることも、その一つでした。彼らには、物資を保管する場所も仕分けする人手もありませんから、なるべく細かく当方で仕分けし整理をして送っていました。

時たま、被災地に直接物資を持って行ったり、初老達が福島で草刈などをしたりしていましたが、盛岡の人が行けないくらいですから、私たちも無理ですし、福島の人達も、道路が危険だから来るなとおっしゃる。

 
今後の支援活動をどうしようかと云うことになりまして、15日に会議を開きました。

行けないのは仕方ない。物資は宅配便で送るしかありません。

しかし、物資の支援だけが目的ではなく、被災者とのコミュニケーションも必要だと思っていたし、情報を皆さんにお伝えもして行きたい。

ただ送るだけでは、それが難しくなります。

 
そこで、今後の行動計画を立ててみました。

たいして力になるわけでは無いけれど、今後とも支援は続けて行きたいと思っております。

 
被災地には「10月危機」というのがありました。雇用保険の給付が、10月で終わるからです。

国会で90日の延長が決まりました。

それが1月まで伸びたわけですが、かといって、就職先があるとは限りません。

今被災地に必要なのは、将来に対する展望ではないでしょうかね。

針の先の穴ほどの光りでも良いから、それを見せるのが政治の役割でしょうに、対応が遅すぎます。


内閣府の「被災者支援に関する各種制度の概要」を見ると、「災害からの一日も早い復興を成し遂げるためには、まず被災者自らが生活再建への意欲を持ち、様々な人々との協働や支援制度の活用を図りながら、取り組んでいくことが大切です。また、暮らしの場である地域の復興のために、地域の住民同士が助け合い、取り組んでいくことも大切です」。と、被災者にお説教をしている始末です。

その前に、環境作りが急務の筈だし、彼らの役割でしょうに。

 


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コメント

>その前に、環境作りが急務の筈だし、彼らの役割でしょうに。

本当ですよね!!その一言に尽きますよ!!!
私は農家として、放射能とか気にしないで野菜を買うくらいしか、応援できません。
友達からは「子供に汚染された野菜を食べさせるの?」と言われ、悲しくなりました。
もし食べて害があるほど汚染されているとしたら、被災地の人たちはとっくに死んでるよ。
自分の子供だけ長生きできればいいの?痛み分けって言葉を知らんのか?って。
食べて応援なんて、ちゃんちゃらおかしい程度のレベルですが、それすら出来ないって。
そういう人が「ワンクリック募金しよう!」とか言ってるの見ると、ホントもうあほらしいです。

でも、一番悪いのは、政府とマスコミ。
今まで、いろんなことがあっても乗り切ってきたわけですが、民主党の力のなさを
まざまざと露呈してるワケですよね。そう、環境作りが出来ない。そのくせ人のせいにする。

ホントダメ政府。

私は自民党支持者だったことも、もちろん党員だったこともない。
なにせ、親父は社会党の政治家だし、私の結婚式では、社会党の国会議員に祝辞を頼んだくらいでね(笑)。

先の総選挙の時に、民主党を支持する人達に、口を酸っぱくして「なぜこんな時期に、混乱を選ぶのだ?」と言ってきたし、書いても来た。
政権交代も良いけれど、あのときはそんなことをする余裕は日本にはなかった筈だからね。
ましてや、麻生さんで経済危機を踏ん張り、阿倍さんで日本は生まれ変われる絶好の機会だった。

今になって、「大川さんの言ったとおりでした」と言われても、今更と思う。
しかし、参議院選挙でよくぞ自民党を勝たせたとも思う。
アレがなかったら恐ろしいと、身震いするくらいだが、日本国民は捨てた物じゃないし、こういう事の繰り返しで此処まで来た。

金融危機、沖縄、震災、原発、TPPと問題山積の上に、こんどは韓国に慰安婦問題で突っ込まれ、金正日が死んだと来た。
どうする、野田さん。
わたしは少し彼に期待したが、今のままじゃダメだ。

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