昔の人の知恵(エコロジーの事)
ここのところの寒さは、椎茸農家の星野さんに言わせると、昔に戻ったようだと言います。確かに、外に置いた灰汁のペールの氷は、分厚くなって決して溶けませんし、外に出るガラスのドアが、凍って開かなかったくらいです。
それでも染めなければならないけれど、とてもじゃないが、身体が動きません。
だから、朝の行事は、先ずはストーブに火を入れること。
でもね、コンクリート床の1階は、なかなか暖まりません。
その点2階は、ご近所の吉田さんのスウェーデンサッシのお陰で、直ぐに暖まるし、冷えることも少ない。このサッシは、優れものです。
直ぐに暖まり冷めないこのサッシは、エコに最適だけれど、1階のコンクリートの床は如何ともしがたい。
朝の仕事の一つに、水を出すと言うことがあります。
紺邑の使う水は、全て地下水だから、しばらく出しっぱなしにしておくと、湯気が出る位になる。何せ、一年中17℃ですからね。夏冷たく、冬暖かいのです。時折、水道水を使うと、それはまるで氷のように冷たくて、素手が使えないほどです。
自然の力は凄いと思うけれど、そう言えばその昔は、染め場は土間だったし、藍甕は地下に埋めている。
それはやはり、地熱の効果で、夏涼しく冬暖かいと言うことなんでしょう。
やはり昔の人は、優れた知恵を継承していた。
それは、藍染も然りなんだけれど、私もついついコンクリートの床にしてしまっていました。
また、一日忙しかった。
夕飯が夜11時という始末だ。
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