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2012年6月28日 (木)

【江戸のススメ「リサイクル」】 を見て リサイクル、環境・エネルギー問題について

26日は、残りの仕事を片付けるために、日本橋から閑馬に帰りました。

私が取材を受けた、‘謎解き!江戸のススメ「リサイクル」’というBS-TBSの番組の録画も見ることが出来た。
 
エネルギーや環境問題が喧しい現在に、実にタイムリーな企画で、良い番組だったと思います。

私が出た灰と灰汁のところで、「灰汁は色の定着に・・云々」とナレーションがありましたが、あれは「藍を醗酵させ、染められるようにする」というのが正しい。

藍染の観点からは大きな間違いだけれど、「リサイクル」という主題から外れているわけではありませんので、良しとしましょう。

 
地球温暖化が叫ばれ、環境問題が取り上げられるようになり、福島第一原発事故からエネルギー問題が注目され、リサイクルが大切だと言われるようになった。

そのリサイクル文化は、我が日本にあった。

灰も藁も然りですが、究極は糞尿の再利用。

とにかく江戸時代は、無駄にするものが何もなかった。

江戸時代だけだったかといえば、1970年初頭までの日本には、その名残がしっかりとありました。

私が子供の頃も、オムツは藍染の浴衣をつぶしたものでしたし、藁や灰も再利用していたし、水車も生きていた。

燃料は薪でしたから、森に倒木が残っているようなこともなかった。

それが何故、今のようなゴミばかりの時代になってしまったのか、その検証なしに、環境問題もエネルギー問題もないのではないかと私は思います。

 
江戸時代は又、265年間の絶対平和の時代でもありました。

江戸の警察官僚は、100万の人口に対して300名にも満たなかった。

切り捨て後免などといったところで、武士がめったやたらに人殺しなんか出来るわけもなかった。

 
そんな平和な江戸時代を日本人は壊し、維新から明治の時代となり、日清・日露から昭和の大東亜と、戦争ばかりの時代を何故迎えなければならなかったのか。

佐野の偉人田中正造は、足尾銅山の鉱毒事件に立ち向かったけれど、鉱毒事件は何故起こったのか。

我が祖父は、田中正造をリアルタイムで知っていたから、話を聞いて育ちはしたけれど、その理由は聞けなかった。

長じて少し勉強してみると、やはり明治という難しい時代に行き着く。

そのような考察なしに、環境問題もエネルギー問題もリサイクルも語れないと私は思うけれど、全くといって聞くことはありません。

何故かと言えば、明治は江戸の、戦後は戦前の否定の上にあるという面も見なければならないのではないでしょうか。

戦後教育を受けた人達は、骨の髄までそれが染みこんでいて、疑問にすら思うことが出来ないでいる。
 
そんなときに、実にタイムリーな番組でありました。

 
もう一つ素直な印象を述べさせて貰えば、一つ一つのテーマが大きくて重い。

それぞれだけで番組が一つ作れるくらいなもので、もったいないと思いましたが、今後の展開に期待することにしましょう。

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