フォト

紺邑のホームページ

  • 紺邑のホームページ
    職人の手づくりのホームページです。 紺邑について、藍染めについての情報は、こちらをご覧ください。

ネットショップ

  • G.i-Japan
    藍染を始める方。藍染をなさりたい方もお訪ねください。藍に関する資材とノウハウを提供します。 藍染の製品もあります。 その他にも、沢山そろえて行きます。

他のアカウント

« 藤沢の3日間 | トップページ | 珍客来る! »

2013年3月27日 (水)

福島からのお客様

体調がよろしくなく、家内から「午前中は休みなさいよ」と言われておりましたが、弟子の山田君が来たら仕事せざるを得なくなり、朝から藍建てをしてクタクタになっておりますと、工房の中から家内の「あーらー、お久しぶりです」と興奮した大きな声が聞こえてきた。

何事かと入って行くと、震災後、福島県浪江町から佐野市に避難して来ていた斉藤さんがいらっしゃる。

こりゃ、大きな声も出るはずだと私も驚いた。

でも、「ひょっとすると、そろそろ斉藤さんが来るかもしれないよ」という話しをしていたので、これこそ、「噂をすれば影」です。

2

 

斉藤さんは、震災のあった年の4月に佐野市に避難してこられた。

しかし、知らない土地にきて知り合いもなく、することもなく、元気がないのを心配した当時佐野市在住だった娘さんが、私たちの友人の菊地さんに相談。

その話しが我が家に来て、斉藤さんが元農家だと聞いたので、「じゃあー、一緒に農業をやろう」と言うことになった。

Photo
右のお二人が、斉藤さんご夫妻。

真ん中が菊地さんで、一番左が家内。

何を植えているかというと、藍草。

 

この時の行動が今生きようとしていまして、佐野で藍の栽培をしようという動きが始まったのです。

その切っ掛けは、斉藤さん達との出会いだった。

その報告を、今は福島に移った斉藤さんに連絡をしたので、ひょっとしたらいらっしゃるかもしれないと噂をしていたのです。

藍草の栽培の話しを聞いた斉藤さんは、「夢のある話しだなぁ」と。

「帰れるようになった浪江でも栽培したいなぁ」と。

これこそ、私たちが待ち望んでいた言葉でもあります。 

 
賑やかに一時を過ごし、藍草の種と資料を持ってお帰りになった。

これでまた、お付き合いが始まる。

嬉しいことです。

 
浪江町は、まだ荒れっぱなしで、震災直後のまま。いや、草ぼうぼうだから、それ以上に荒れている。

初老三人組の高橋隊長に電話して、せめて斉藤さんの自宅の整理とお掃除に行こうということになった。

我々年寄りも役に立ちます。

なにせ低線量の放射線なんて、ちっとも怖くない年齢ですからね。
 

« 藤沢の3日間 | トップページ | 珍客来る! »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 福島からのお客様:

« 藤沢の3日間 | トップページ | 珍客来る! »