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2013年7月

2013年7月31日 (水)

目的の喪失

 宇都宮で開催されたような、全国の工芸ばかりを集めた百貨店催事は、大阪難波高島屋から始まりました。経緯はこのブログに書いたけれど、もう何十年になることやら。
 その催事を「伝統展」といいます。

 東武宇都宮百貨店の「職人の技展」が18回目ですから、これもそこそこ長いけれど、高島屋系の「伝統展」以外で、こういう催し物が関東で初めて開催されたのが、この催事でした。関西は、近鉄上本町店の「職人の技展」が初めです。
 その内容や歴史を語るのは止めておきますが、今や、日本中の百貨店で、こういう催事が行われるようになりました。
 宇都宮のこの時期だけでも、福岡、浦和で行われ、前後を含めれば途切れもない。

 全国だけではなく、一地方都市の東武宇都宮百貨店内だけでも、なんと同じ様な催事が一年の間に何度も行われるようになったらしい。これでは、お客様に飽きられてしまうでしょうし、新鮮味など思うべくもありません。
 その上で、集客や売り上げを考えたところで、百貨店の自業自得で、ただ催事をやれば良いという感じが否めなくなってしまいました。これは一人宇都宮だけの問題ではなく、全国的にそうなってしまった。
 どうしてかという理由があるけれど、それを書くのも止めておきますが、簡単に云えば、目的と喪失です。なんで「職人の技展」を百貨店で開催するのか、忘れられてしまったのですね。
 
 
 私が催事に出展しだした頃、三つの課題を自分に課しました。
 
 一つは、販売することにより利益を得ること。
 一つは、顧客作り。
 一つは、職人のネットワークを作ること。

 これを意識的に数年間取り組みました。その上で、宇都宮の催事が出来たのです。職人のネットワーク化が私の中で出来ていましたから。
 
 
 第一回目のメンバーは、いま振り返っても豪華でした。彼らが東武宇都宮百貨店の社員通用口で待機している姿をみて、感動したものです。 
 
 何故、宇都宮で「職人展」を開催したかと云えば、我々工芸と栃木県民が親しく接することにより、工芸の存続と文化の継承に役だって貰いたいからです。
 工芸とは何か、文化とは何かと語ることも止めておきますが、百貨店はその媒体として役割を発揮することが出来る。だからこそ、他の小売店との差別化も図れるわけで、そこに存在価値もあるはずだった。
 
 それを失ってしまった。それが、目的の喪失です。 
 
 我々は、初心に返らなければなりません。
 他の百貨店や小売店との差別化を図る時代じゃない。同じ百貨店内で、差別化を計らなければならない時代です。 
 私が昨日書いた「新しい課題」とは、そういったものです。
 
 百貨店の気付きを期待せず、実行するエネルギーがあるかどうかは、私の問題としてはあります。それが最後の課題かな。

2013年7月30日 (火)

新しい課題

東武宇都宮百貨店の「職人の技展」が終わりました。
 
パソコンに向かう時間もなく、向かっても書く体力も気力も頭の働きもなく、終了してしまいました。
 
 
つくづく出店者を見ると、一人一人がそれぞれに物語を持っています。
 
例えば犬張り子の田中さんは、この方で伝統の犬張り子は日本から消えます。最後の職人だ。

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たとえば西山徳右ヱ門さんは、有田で最古の窯元の16代目で、催事には滅多に出てこない人だったりする。

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そんな人たちが、57人も宇都宮に居たのです。
 
 
どうも18回もやってきて、彼らを栃木県民に紹介し切れていなかったのではないかと、大きな反省があります。
 
 
どうやれば、見ていただけるようになるのだろうか。
 
黙っていては、お客様は百貨店に足を運んでくださらないご時世となり、如何に知らしめるかという課題を、遅ればせながら気づかせていただきました。
 
 
実は私は、この業界での役割を終えたのだと思っておりましたのですが、新しい課題を頂いてしまったように思います。
 
 

2013年7月27日 (土)

職人達

東武宇都宮百貨店に、全国から職人が集まっていますが、一部紹介します。

先ずは山口県から「赤間硯」

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岡山の手打ち刃物

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東京の帆布製品

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秋田名物大舘曲げわっぱ

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日本で唯一と云って良いと思いますが、プロのビーズ細工。千葉からです。

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青森のアケビ細工

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東京の組子細工。
 
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福井から越前竹人形

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静岡から、下駄。

それぞれに物語がありますが、是非、直接お話しをしていただくと面白いと思います。

2013年7月25日 (木)

東武宇都宮百貨店「職人の技展」出展中です!

どうも、パソコンに向かう時間が取れません。

7月25日から、宇都宮にあります東武宇都宮百貨店で開催中の、「にっぽん全国 職人の技展」に出展しています。全国から57名の職人が集まっています。

それぞれに、その世界を代表する人たちで、本物を見る良い機会だと思いますので、栃木県民は振るってお出で下さいませ。

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第18回とありますが、この数字を見る度に感慨深くなる。

この催事を始めたのは私ですが、18年前、栃木県には来たこともない全国の職人達が、私の頼みを聞いて集まってくださった。

私も若かったな!っと思う。

 

写真の看板の下の出店者は、山梨の大森水晶。

日本に水晶細工が今でも残るのは、今来ている大森さんの先々先代のお力があったからです。甲府の老舗です。

 
 
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弓浜絣の後藤さん。

栃木県ではお馴染みではないかもしれませんが、日本三大絣の一つです。

特徴は綿糸。

ご自分で育てた綿を糸にして、小さめの織機で織ります。

出来上がった反物の柔らかさは、如何様にも表現できません。
 
綿を栽培しても、良い糸を作れなければなんにもならないのですが、そういう本当のことを教えてくれます。それは、機織りも同じ。
 
数年前、ようやく宇都宮に来て下さるようになりました。
 
 
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2013年7月21日 (日)

ヤギ会議

紺邑にヤギが来てからしばらく経ちますが、ご近所だけでなく、佐野近辺でヤギを飼う人たちが増えてきました。

そこで、ヤギネットワークを作って情報交換をしようと云うことになりまして、なんと、ご近所に家畜の獣医さんがいらっしゃいますので、彼女を中心に集まることになりました。

第一回目の会合は、紺邑。

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皆さん和気藹々。楽しそうに語らっています。

私は染め仕事。

 
途中で大将を連れてきて子供達と遊びましたが、さすがにヤギ慣れしていて、大将は大喜び。

アート街道66に佐野藍に、今度はヤギだ。

田舎生活も、飽きません。

2013年7月 8日 (月)

夏到来!

梅雨のジメジメしたハッキリしない天気が、突然夏になりました。

それにしても、暑い。熱中症で死亡のニュースもあるほどです。
 

我が家では、ツバメの巣立ちがありました。

床のコンクリートにヒナが何羽も落ちていて、どうなることかと思いましたが、一安心。

ヤギの大将は、日陰を選んで昼寝をしています。

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これ程暑いと、エアコンが欲しいですが、幸い閑馬は街場ほどではない。

江戸時代の日本は、暑さ対策も出来ていて、それは1970年代前半まで続いていた。

そんな話しをお客様と致しましたが、今は戻ることが不可能なほどに環境が違います。

昔は庭や道に水を打っていたものだけれど、カンカン照りのアスファルトやコンクリートには、打ち水は逆効果という話しもある。だから、朝晩にしましょう!と云われても、暑いのは昼間なんだから、難しい時代になりました。
 

都会の皆様は無理なさらず、エアコンも堂々とつけて涼しみ、暑さを凌いでくださいませ。

省エネは大切だけれど、体をこわしては元も子もありませんから。

2013年7月 7日 (日)

紺邑の入り口看板

最近、入り口の看板を変えました。

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遠目じゃわかりにくいので

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こんな感じです。

木は、木工作家の谷中さんにいただいたもの。

今までの石塔は、ここに

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遠目じゃわかりにくいので

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こんな感じ。

 
暑い夏が突然現れました。

お体に気をつけながら、どうぞ、紺邑に涼みに来てくださいませ。

2013年7月 5日 (金)

男の夢 っというお話し

 子供の頃、木の下に小屋を建て、近所の男の子達が集まって、そこで寝泊まりをした記憶があります。そういう遊びは、男の子の夢だった。それを大人になって実現した人たちがいます。初老三人組の、高橋隊長と中沢隊員です。

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こんな森の中に、竹を利用してツリーハウスを造ってしまいました。

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大学の工学部建築学科を卒業した中沢さんが、玄関を作っている。
手をかざしているのは、自分で家を建ててしまった木工作家の谷中さん。

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2階に上るシルバージュエリーデザイナーの緑川さん。
竹を踏みながらあがるのですが、私は足の裏が痛かった。

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2階から見た階下の風景と高橋隊長。

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そこは囲炉裏になっています。

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ガスも電気も水道も来ていませんから、水場はこんな感じ。
蛇口のあるケースは、震災の年の4月、私たちが石巻に持って行ったもの。懐かしい。
ちなみにトイレは、公園のものを使うそうな。

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しばしお茶会。
蚊が多くて、染め織りの日野さん、パッチワークの尾花さんと緑川さんは蚊帳の中。
ぼりぼり掻いているのは、革細工の森さん。
これもまた、アート街道66です。

その内ここで、酒を酌み交わしながら、馬鹿を言い合って寝るというのが、男の夢の続きでもあります。

2013年7月 4日 (木)

アート街道66展in一乃館 打ち合わせ の集まり

7月3日午後1時から、アート街道66のメンバー全員が揃う年一度のイベント、「アート街道66展in一乃館」の打ち合わせが、愛村農協の二階和室で行われました。

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ここにいる作家達みんな、個性豊かで一匹狼みたいなものだけれど、こうやって会議しているだけでも奇跡のようで、毎度感慨深い。

今年は9月27日(金)28(土)29(土)の三日間、佐野市出流原町にある赤見温泉「一乃館」で開催されます。

時間は午前10時から午後6時まで。

テーマは「水」。

私は、「藍と水」と題して、少しの時間ですが講演をします。

例年よりも会場を大きく使い、様々な企画が点在する楽しい空間となりそうです。

 
終わってから、みんなで「竹炭の家」のツリーハウス見学。

その報告は、次回に。

2013年7月 3日 (水)

日本橋三越本店「匠の技展」終了!

東京でのネット環境が悪く、書き込みが滞っていましたが、日本橋三越本店の「匠の技展」が終了しました。

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松川さんの後ろにあるのが紺邑ですが、目の前をお客様が通ることは決してありませんでした。なにせ、奥まったところにあるのですから。

それにしても、人の通らないところで、八日間だけ商売をするのは難しいと感じました。これが常設なら、いろいろ考えることができるでしょうけれど。

しかし、ここが売り場である限り、誰かが出店しなければなりませんから、別に文句がある訳じゃない。

しかたありません。

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その松川さんは絶好調。売り場に人だかりです。

こんな姿、見たことないけれど、最高の成績だったそうな。

 

なんやかや言いつつも、最終日が一番の成績で、紺邑としては検討したのではないかと思いつつ、お仕事終了!

東京に一晩泊まり、かえって参りました。

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