札幌の大衆食堂
札幌に初めて来たのは、もう40年も前になります。年に6回は来ていたかな。
当時は飛行機なんて乗れませんでしたから、夜行寝台特急で青森、青函連絡船で函館、そして電車で札幌という長旅でした。釧路に行くには、24時間かかった。それが今では、1時間半も掛からない。時代ですね。
私が生まれ育った栃木県は海無し県ですし、60年も前はそれこそ物流も発達していませんでしたから、美味い魚が食べられず、あるのは真っ白な塩鮭かサンマの開きくらいなものでした。だから私は魚を知らず、好きでもなかった分けですが、北海道に来て、新鮮でおいしい魚に出会い、突然魚好きになりました。
それから40年も経ちますと、新鮮な魚が栃木でも食せるようになったし、ましてや東京おやで、日本中でそれぞれの新鮮な魚を食べられるようになると、北海道の食に魅力を感じなくなりました。「新鮮なら良いってもんじゃない」と思うようになった。これも、時代でしょうか。
札幌は、食がダメになったと思っています。刺身も大きさと量を誇り、丼も同じだし、そこに手の入った料理と云うものがない。これでは、飽きられてしまうことでしょう。
だから私は、大衆食堂で夕飯と致しました。
私が生まれ育った栃木県は海無し県ですし、60年も前はそれこそ物流も発達していませんでしたから、美味い魚が食べられず、あるのは真っ白な塩鮭かサンマの開きくらいなものでした。だから私は魚を知らず、好きでもなかった分けですが、北海道に来て、新鮮でおいしい魚に出会い、突然魚好きになりました。
それから40年も経ちますと、新鮮な魚が栃木でも食せるようになったし、ましてや東京おやで、日本中でそれぞれの新鮮な魚を食べられるようになると、北海道の食に魅力を感じなくなりました。「新鮮なら良いってもんじゃない」と思うようになった。これも、時代でしょうか。
札幌は、食がダメになったと思っています。刺身も大きさと量を誇り、丼も同じだし、そこに手の入った料理と云うものがない。これでは、飽きられてしまうことでしょう。
だから私は、大衆食堂で夕飯と致しました。
「おすすめ定食」を頼むと、「みんな手作りだから、ちょっと時間が掛かりますよ」と言う。
手作りは当たり前だし、こちらは時間はたっぷりあるから、ビール一本をゆっくり飲みながら待つと、いつの間にかビールが空いちゃった。次ぎに、コップ酒を一杯頼んで、これもゆっくり飲んでいると、飲み終わる頃に定食が出て来た。
刺身が三切れ、いくらの醤油漬けが少々、アスパラに豚肉を巻いた物が二本に、イカリングと魚の揚げ物が二種類に、ご飯とみそ汁。
刺身が三切れ、いくらの醤油漬けが少々、アスパラに豚肉を巻いた物が二本に、イカリングと魚の揚げ物が二種類に、ご飯とみそ汁。
どれどれと、刺身を一口。美味い!
次ぎに、魚の揚げ物を一口。美味い!
イカリングを一口、美味い!
次ぎに、魚の揚げ物を一口。美味い!
イカリングを一口、美味い!
全部、良いものでした。
「夜は何時まで?」と聞くと、「適当です。一応8時までと云うことにしてます」だって。
「夜は何時まで?」と聞くと、「適当です。一応8時までと云うことにしてます」だって。
三越は7時閉店。さて、食せますやら。
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