金子さんの藍建て
私の友人に、金子さんという人がいます。
とにかく佐野と田中正造が大好き。
田中正造は、江戸末期、藍染の原料の「すくも」を作って大儲けして、それを資本に社会に出て、渡良瀬川の足尾鉱毒事件で歴史に名を残した。
歴史上の人と会話をするには、同じ体験をすることが最良でしょう。それは、歴史に限ったことでもありませんけれど。
そこで金子さんは、昨年から「すくも」作りを始めた。
試行錯誤で、今年は7kgほど出来た。
それを一昨日から、建て始めています。
灰汁も自分が作ったのですが、それは使い物にならなかったので、紺邑の一番灰汁を使いました。
私が仕込んでいる藍を、棒でついている金子さん。
「古事記の大国主命も同じことをしていたようですよ」と私が言うと、歴史を知る金子さんは、嬉しそうでしたね。
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