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2014年5月24日 (土)

和綿の事

佐野駅近くの「サンサンサロン」での「大川公一正藍染展」は好評開催中!

藍染を体験をすると、みなさん驚かれるけれど、いかに私が藍染めを伝えていなかったかの証拠みたいなもので、少し反省しています。


藍染というだけで、糞も味噌も一緒にされるのは困ったものだけれど、それを払しょくするのは結構難しいことで、それは、和綿についても同じ。

夕方、サンサンサロンで和綿の栽培を為さる方とお話ししたけれど、和綿の特徴は伸縮性に乏しいことだと教えていただいた。

「ニットには向きませんか?」と長年考えていた私が聞くと、向かないとのこと。

そうだろうなと私は思ったけれど、その代わり、和綿は織物に向いている。

だから、日本には綿のニット文化がない。

つまり、和綿でニットのTシャツは作るものじゃない。良いニットにはなりませんから。


このあたりが、文化の本質的な問題なんだけれど、安易に歴史やものを見ると、理解できないんですね。

だから、単に藍の栽培をすればよいということと、その意味や目的をもってすることは違うんだけれど、それが分からない。


「和綿」は、単に日本で作れば「和綿」になるわけじゃありません。

歴史の中の日本人が使っていた綿が、「和綿」です。

私たちがその和綿を栽培し製品化することは、歴史の中の日本人と対話すること。

それは、自分が日本人だと自覚することにもなる。難しく言えば、自己を認識すること、見失わないこと。そう私はかんがえています。

 

そういう面倒な話は受けませんから、また、どこかで書こうと思いますが、私のように昔ながらの藍染めをやっている人間は、何百年も前の染師と話ができます。灰を使ったり「すくも」を使ったり、そういう共通の体験を持っていますから

化学的な藍染を為さっている方には、それはありません。歴史の中の染師は、苛性ソーダも還元剤も知らないのですから。

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