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2014年5月12日 (月)

蜻蛉玉

 「こんにちは」という声に顔をあげてみると、体の大きな人が立っていた。
 藤村敏樹さんだ。

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 父上の藤村真澄氏は、蜻蛉玉の人で、現代の名工でもある。

 昨年、黄綬褒章も受章されたそうだけれど、双方、私たちには知らされなかったし、特別なお祝いもしませんでした。

 藤村さんの祖父、藤村英雄氏は、日本の蜻蛉玉を復活なさった方で、その作品の美しさは言葉を失うほどです。
 それを受け継いだ現代の名工・真澄氏と私は長い付き合いだけれど、色々なことがあった。
 
 藤村家の蜻蛉玉は、仕入れるのはクリスタルガラスだけ。後はすべて、手作りです。
 それも、「古法窯つくり」と称して、独特の窯を使い、炭火で蜻蛉玉を制作しています。
 もちろん、色ガラスから作っている。
 窯の炭火で作る蜻蛉玉は、「ガラスの持つ透明感を捨て、模様の存在感を際立たせる色作りに欠かせないのが、ガラスを溶かす『炎』です」とお書きだけれど、それこそ古の蜻蛉玉の美しさがそこにはあります。
  
 7月の終わりから8月にかけて、東武宇都宮百貨店の「職人の技展」に来てくださいますので、ぜひ一度ご覧いただきたいものです。
 今や日本中で開催されるようになった「職人展」は、藤村真澄氏が大阪で始めたもの。
 その功績は計り知れないけれど、藤村家の犠牲はその分大きかったと私は思いますが、20年も経つと知る人も少なく、百貨店催事があるのが当たり前という風情の職人や業者が大多数です。
 
 栄枯盛衰
 草創と守成いずれが難きや

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