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2014年5月28日 (水)

佐野藍が復活!

佐野で藍の栽培を始めたのは、震災の年の5月だった。

それから仲間が増え、昨年、田中正造没後百年記念事業が佐野市で大々的に行われておりましたが、藍を作っていた田中正造に思いを馳せる人は一人も無く、私たちは、佐野の街中と閑馬で、人知れず藍を栽培しておりました。

十数人のメンバーの中で、橋本さんと金子さんのお二人が、正造に倣い「すくも」づくりをしました。

試行錯誤を繰り返し、出来上がりました。

問題は、紺邑の藍建て方法で建つかどうかです(建つとは、染め液を作ること)。

やってみましたら、なんと、染め液が出来上がった様子です。

Sanoai_hatuzome4

小さなバケツですが、しっかりと建っているように見えます。

ところが、放っておくと色が無くなる。これが、藍建ての難しいところで、まだ、安定していない。

案の定、私が留守にしている間に、色が無くなってしまったらしい。

そこで昨日、強い灰汁と貝灰で手入れをしたら、今朝になって色が出てきました。

Sanoai_iro
左が阿波藍。右二つが佐野藍。濃さはともかく、青みでは負けていません。

そこでついに染めることにして、金子さんと橋本さん、それにご近所で藍染に興味を持ってしまった森さんに、紺邑に来てもらいました。

Sanoai_hatuzome1
ハンカチを液につけてみた。

Sanoai_hatuzome2
一度目の色ですが、立派なものだ。

Sanoai_hatuzome3

何度か染めて、ついに佐野藍による初めての藍染めが完成!



佐野藍は、明治三十九年に取引が終わり、明治四十二年(1909年)に全滅したもの。

それが105年の時を経て、復活したわけです。

「すくも」をつくり、藍を建て、染めた金子さんの満面の笑みに、その感慨が含まれております。



実は、橋本さんの方は沢山のすくもをおつくりになったので、それを、大きな藍甕に仕込みました。

Sanoai_aidate1
これが建てば、佐野藍による藍染め商品が染められることになります。

さて、どうなりますことやら。

こうご期待!

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コメント

おめでとうございます。

この時を待っておりました!

道遊さん、お返事遅くなりました。
ありがとうございます。
この佐野藍も無事建ちまして、あとは寿命の問題が残っているだけです。
なかなかに良い色です。

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