千客万来
紺邑のお店開店前、工房に自転車で颯爽と現れた人がいた。その後ろから髭面がゆったりと入ってきた。
初めがカメラマンの倉林さんで、後からの髭面がデザイナーの吉田さん。
吉田さんとは古い付き合いだけれど、倉林さんは初めてお会いしました。
ちょうど刈り取った藍草を表に干していたところで、私は甚平、家内は麦わら帽子といういで立ち。お客様を迎え入れる体制じゃなかったのですが、吉田さんたちなら勘弁してくれるでしょう。
その後、午前中に宇都宮からお一人。
なんと、娘の絵をご購入くださった。
そのあと、その昔、足利市の市議会議長をやった故松崎さん縁のご婦人方が三人お見えになって、昔話に花が咲きました。
松崎さんは先輩なんだけれど、友人でした。
個性が強く、親分肌で、選挙の酸いも甘いも噛み分けた人だったけれど、ご自分の選挙となるとそうはいきません。
そこで、私たちに目を付けて呼び出し、手伝えときた。
私の話を詳しくすると、たいてい「お前は何者だ」と言われるかビッグマウスと思われるかがオチですから書きませんが、松崎さんの選挙の戦略を練った。
候補者の個性が強すぎて、なかなかに大変だったけれど、何とか当選して議長までおやりになった。
私は、女性ばかりを集めた会で歌を歌い、応援演説までしました。
その会にいらして私の歌を聞いた女性達でした。
松崎さんの奥さんの話にもなった。
ご苦労は、聞いています。
奥さんのエッチャンのお誘いで、さる造り酒屋の利き酒会へ行ったことがある。
まあ、そのメンバーを書くと差しさわりがありますから書きませんが、その道中の話が尾ひれを弾いて誤解され、足利に今でもあるらしい。
どうも困ったものだけれど、私は今、佐野市民だからいいや!ってなもんです。
バンダナを藍染して、来年の日傘をご注文いただいた。
「今日は楽しかった」と言って下ったけれど、私も懐かしく楽しい時間を過ごさせていただきました。
写真はありません。
とる暇もありませんでした。
http://www.watarase.ne.jp/mirai/shigi/31a.htm
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