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2014年8月30日 (土)

藍染めを科学する

茨城県まで、「すくも藍と沈殿藍・藍染めを科学する」という講演会に行ってまいりました。

科学者が藍染めを語るわけですが、初めは先生の口から発せられる「藍染」という言葉に違和感がありましたし、何十人という聴衆がみなさん藍染めをなさっているところに私が居ることが不思議でした。

数年前なら、出席もしなかったでしょうが、私に大きな心境の変化があったということです。

結論を言うと、勉強になりました。
目を開かせてもらったところもあるし、日本の藍の現状も知ることができました。なにせ、染め液の中の微生物を、事細かに調べた結果を教えてくださったのですから。

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                                                                                                    素敵な会場でした。
 
 
終わってお昼をいただきながら、先生と親しくお話させていただいたけれど、こちらも大変勉強になりました。

藍の微生物の、環境を閉じ込める能力の話なんて、秀逸。つまり、何百年後、蘇る可能性があるということです。

沈殿藍の作り方にも、大きな示唆を頂いた。
それは、作る時の石灰の量。
染め液を作る時の、アルコールの使い方。
沖縄で、なぜ泡盛を入れるのかがなんとなく分かりました。
簡単に言えば、水に溶けない藍を水溶性に変える時に必要なんだそうです。
 
すくもで藍建てする場合、いくつか面白い話がありました。

一つは、石灰の使い方。
この先生が皆さんに、「何故石灰を使うんですか?pH調整ですか?」とご質問なさった。
みなさん、「そうです」とお答えだけれど、先生は「石灰はダメです。水に溶けませんから溜まるだけです」と、私と同じことをおっしゃった。
その後のことは、ここでは書けないお話になったけれど、それはやはり、化学から見た藍染めですから仕方ありません。

もう一つは、醗酵させるための最高温度。
私は父から「50℃を決して超えるな」と言われてきたけれど、まさにその通りということです。超えた場合は、微生物の生態系が変わってしまいます。
これは、軽々に考えると間違えます。
気温や藍甕の置かれた環境を考慮しなければなりませんから。

そして、清酒を使う意味は何もないとうお話し。

 
まだまだありますが、私は先生の前に座らせていただき、お昼もごちそうになってしまいましたが、およびくださった大島さんはじめ、主催者の皆様に感謝申し上げます。

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