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2014年9月29日 (月)

「賢(さか)しら)」について

 「賢(さか)しら)」という日本語は、最近目にも耳にもしなくなり、死語になりつつあるようですが、人や情報を判断・理解するのにとても大切な言葉だと、最近つくづく思います。報道や、人の言葉や態度に惑わされたりだまされたりするのは、「賢しら」を見分けられないからではないか。

 「賢しら」とは、辞書によれば・・・
 
 *利口そうに振る舞うこと。物知りぶること。また、そのさま。「―をする」「―に口を出す」
 *よけいな世話を焼くこと。出しゃばること。おせっかい。
 *さし出口をきくこと。讒言(ざんげん)。

 <さかしらぐち【賢しら口】>
  利口ぶった言い方。また、さし出口。「―をきく」

 <さかしらごころ【賢しら心】>
  利口ぶって、出しゃばろうとする心。

 <さかしらびと【賢しら人】>
  利口ぶる人。また、おせっかいな人。
 
 知識もないのにある振りをする。
 実績もないのに、まるであるかのように振る舞う。
 関係もないのに余計な口出しをしたり、または行動をする。

 こういう「賢しら」な文章や人が、ネット上に時折見受けられる。

 賢しらな人の罪深いところは、人の善意を利用するところにある。利用された人は、後から気が付く。なぜなら、「賢しら」とは、知っているはずだったのに、知らなかったなんてことですから。それが意識的ならば、およそ詐欺です。 
 
 日本人は、大昔からこういうことに気づいて生きてきた。だから、「さかしら」という言葉があるわけです。情報が入り乱れている現在、私たちが思い起こさなければならない言葉だと思います。インターネットの世界は、知ったかぶりが出来る世界ですから、余計にそう思う。
 
 私が時々うるさくなるのは、「賢しらだぞ」と言っているわけなんですが、お前はどうか?といわれると、賢しらという言葉を承知していると云うことでご理解願いたい。
Photo_20191120223501

【古事記伝】
文字は賢しらなものだという日本人の気づきが、
古事記を表し、ひらがなを発明した。
その気づきの上にあるのが本居宣長の「古事記伝」。
中国文学の泰斗吉川幸次郎は、「古事記よりも尊い」と評した。


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