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2014年11月

2014年11月26日 (水)

閑馬に帰還

かえって参りました。

家内がケガをしていますので、夜の運転をさせないために、また夜行バスです。25日浜松発午後10時15分。

今度は間違えてはいけないと、23日にネットで予約してみると、男の席が一席しか無い!

慌てて予約。

やれやれと、次の日にバス乗り場にチケットを買いに行くと、あれ!?24日を予約していました。

また慌てて25日に変更。

今度は空席が沢山。祝日明けだからのようです。

 
 
25日の最終日を午後5時半に無事終えました。なんと、バスの発車時間まで約5時間もある。

どうしましょ!ったって、どうしようもないので、先ずは本屋に行って時間をつぶす。何か良い本に出会えればいいなと思いつつも、これから酒を飲むのだから、難しそうなのはいけません。

かといって、年のせいか、推理小説などの軽いエンターテインメントも受け付けないので、結局7時半頃まで粘って何も買わず、浜松餃子を頂くことにしました。

餃子12ヶに生ビール三杯と、ちょっとしたおつまみ一皿。トイレに行ったりなんだりで、これで約一時間半。まだ一時間以上あるので、定職屋で夕飯を頂きようやく午後9時45分。

これ以上は時間をつぶせないので、バスターミナルにゆっくりと歩いてゆくと、10時5分前。

ちょいと座って水を口に含んでいると、バスが早めに到着。

バッグをトランクに入れなきゃならないかと運転手に聞くと、どうも隣の席が空いているらしいので、そのまま乗り込む。

結局は誰も来ずに、ゆったりと寝て、気がつくと東京駅。なんと、朝の5時15分到着と来たモンだ。


バスを乗り継いで帰るとすると、始発が午前8時40分。

待つのもシャクだから、電車で帰ってみたら、東京(山手線)→上野(宇都宮線)→久喜(東武伊勢崎線)→館林(東武佐野・葛生線)→田沼着午前8時11分。

これでかえって参りましたとさ。

一週間ぶりの閑馬は、すっかり秋が深まり、紅葉が美しい。

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雨ですので、室内から。

雨ですので、ついでに染め仕事はお休みでござーい<(_ _)>

2014年11月24日 (月)

ぴょんぴょん堂と元担当者達

久ぶりに、ぴょんぴょん堂の社長と一緒です。

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木版手摺りという昔ながらの手法で、各種御祝儀袋や御懐紙などを製造販売しています。

初めて会ったのが二十歳そこそこの頃。元々大きかった身体が、もっと大きくなりました。

「家一軒建つくらいの金掛けてます」とは、岡本社長。

   

遠鉄の「クリエイティブ工房」は、十何年か前、越前漆器の鈴木さんと当時の担当の中村さんとの話し合いから始まった物で、それが伊賀組紐の平井→藍染の大川と話が行って今に至っています。

その中村さんと、やはり元担当の内山さんと四人で一杯やりました。

薄着の岡本社長に内山さんが、「寒くありませんか?」と聞くから、「肉布団を来ているから何ともないよ」と私が答えると、「ミートテックと言ってください。金がかかっているんですから。脱げないのが玉に瑕ですけど」と岡本社長。

相変わらずの減らず口です。

  

遠鉄百貨店は、大川、岡本ともに、先代から創業以来のつきあい。

まるで、我が家のように過ごさせていただいています。

それにしても、中村・内山ともに生え抜きですが、偉くなったもので、公の場所では君付けで呼べなくなりました。

岡本社長も同じ。

陰じゃ名前で呼んでます。




2014年11月19日 (水)

浜松へ 無理は利かないというお話し

浜松の遠鉄百貨店7階「クリエイティブ工房」に、今日(19日)から25日(火)まで出展しています。

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佐野藍が建ち、阿波藍も復活してようやく染められるようになり、18日準備を19日の早朝にしてもらい、18日の午後8時近くまで染め仕事をしてから、佐野バスターミナル20:35分発の最終のバスで東京へ。手は真っ青。

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王子駅前でバスを降りて駅に向かう途中で、携帯電話を車中に忘れたのに気が付いた。バスに戻ったら、出発したところで信号待ちで止まっている。
    
手を降ると運転手は分かってくれて、信号を右折したところで待っていてくれて、かろうじてセーフ。
    
これが、この日の困難の始まりでした。
   
   
   
予定では、18日の23時東京八重洲口発・浜松駅北口行夜行バスに乗り、19日早朝6時15分に遠鉄百貨店の目の前に到着。朝ごはんをどこかで食べて、7時から準備開始としていました。
    
バスの予約も数日前にしておいたので、安心して東京駅のバスターミナルに行くと、なんと、予約は17日の22時までに手続きを完了していなければならなかったらしく、キャンセルされていました。
   
空席を調べたら、女性席が2席しかなくて、男の私は乗せてくれません。
   
こりゃ困ったなと、いろいろ交渉しましたが如何ともしがたい。
    
新幹線も終わり、調べると、明日の早朝6時35分かの「こだま」に乗れば、8時半ころには浜松につくという。最悪はこれしかないので、娘に電話して、泊めてくれるように頼んだり右往左往。
    
ママよと、出発時間まで待って運転手にキャンセルが無いかを聞くことにしました。

    
 
10分前にバス停に行くと、長蛇の列。
   
その内、空席案内が、女性席も全て埋まって完全満席の×印がついてしまいました。
   
最後の人が乗り終わったのを見て、運転手に「キャンセルはありませんか?」と聞いてみると、「出発時間になるまでわかりません。お待ちください」と言うではありませんか。こりゃあ、脈があるってことだなと。ひょっとしたら乗れるかなと思っていたら出発時間が来た。
    
「どうぞ」と運転手。
    
「やったぁー」と心で叫んだのは私。
      
席は一番後ろのトイレの横で、リクライニングにもならない席ですが、私には天国。
   
   
   
23時に出発して、気が付いたら浜松に到着。つまり、爆睡。
   
後は、予定通りに進みましたが、さすがに午後になると眠くて眠くてたまりません。
   
やはり、無理は利かない!っというお話し。
   
お粗末<m(__)m>

2014年11月14日 (金)

宇都宮から

宇都宮から小荷田ご夫妻が来工されました。父の代からだから、二十年以上のお付き合い。

ご主人は絵をお書きになり、奥様は藍を建てて絞染をなさっている。もちろん、灰汁で建てていらっしゃる。

私の染めた藍のジージャンをお召しになっていましたが、良くお似合いで、「評判が良いのよ」とおっしゃってくださるほど、私の藍染をお求め頂いています。つまり、良いお客様でもある。

桐生の大川美術館で「難波田龍起展」を御覧になり、66号線で峠を越えて紺邑まで来てくださった。

   

奥様と、様々に藍染めのお話をいたしました。

失礼ながらお年をうかがうと、あと半年で八十歳とのこと。

藍の絞り染めを日本民藝館に出展なさっていますが、来年で10回目とおっしゃるから、七十歳から始めたわけで、すばらしいと思います。

ご主人が八十六歳。

今度、「二人で百六十六歳」という展示会をおやりになるという。

 
お帰りの際、「明日は西武で絞の会があるの」とおっしゃるから、「どこの西武ですか?」とお聞きすると「池袋よ」と。月一回の勉強会だそうだけれど、大したものです。

私も「歳だ」などと言えません。

 


ちなみに桐生の大川美術館は、私と関係はありません。

ただ、亡くなった大川栄二元館長は、父の大学時代の同級生で仲が良く、「親戚か?」とあまりにも聞かれるので、「めんどくせぇーから、いとこってことにすべぇ」と言ってました。

こりゃ、何度も書いているな(・.・;)

アート街道66総会 という名の宴会

昨夜紺邑で、アート街道66の総会という名の宴会が開かれました。

私が珍しくレジュメを用意。

宴会の前の総会では、議論噴出。

皆さん、言いたいことをちゃんと言っているのを見て、大変感動しました。組織ではないネットワークの良さだと、つくづく思いました。

終わって宴会。

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体調の悪い日野さんや、仕事で会議だけ出席の方々もいらっしゃいましたが、残ったメンバーで大騒ぎ。

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持ち寄りの料理もお菓子もお酒も素晴らしく、堪能いたしました。

焼酎は、一乃館専務の差し入れの「森伊蔵」。日本酒は、元弟子の山田君から、秋田の純米酒「角右衛門」。

飲めない人たちは、ノンアルコールビール。

お開きは午前二時。

お疲れ様でした。

2014年11月12日 (水)

佐野藍の藍建て その後

藍建ては面倒で時間も掛かります。いや、時間をかけなければいけません。

なぜか。

いろいろ理由があるけれど、まずは染液の持ちが違います。

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写真の藍甕は、今年5月に建てたものです。ちょっと崩れているところは、ティッシュペーパーを入れて色を見たから。

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これが、現在のこの染め液の状態です。六か月目にはいいても、まだこれだけの色を出す。

これもまた理由はあるけれど、第一には建て方(藍の染め液を作ること)が重要な要素となります。

還元剤を使ったりブドウ糖などの糖分で無理やり藍建てをしますと、色が直ぐに無くなってしまいます。

還元とは結果。その結果を追い求めて染め液を還元させると、良い結果を生みません。


さて、一日置いた橋本さんの藍の様子。

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藍の華が消え、代わりに紫色の幕が強く張っています。私が「藍の華と幕は同じだよ」というのは、こういうことです。

色を見てみました。

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如何でしょうか、十分に藍が出ています。

   
 

藍の華が無くても色が出ていますが、これがなかなか分からないらしい。

私の藍の華の無い藍甕の様子を見て、「これは建っていないね」とおっしゃった方がお二人。共に、藍染の世界ではご高名な方。

藍の正しい知識が伝わっていない証拠のようなものです。

2014年11月11日 (火)

佐野藍の藍建て つづき

寒い朝を迎えました。

橋本さんが作ったすくもを建てて(藍の染め液を作ること)いますが、今朝の様子です。

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布団でぐるぐる巻きにして、保温をしています。夏場はこんな必要は全くありません。寒いのは、藍建てに厄介です。

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昨夜よりも、紫色の膜が強く大きくなっていて、順調な様子です。

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色を見てみると、濃紺に染まります。やはり、順調!

しかし、これで出来上がりというわけではありません。慎重にまた、かさ上げをします。

それからもまだまだ作業が残っている。

なんでこんな面倒が必要なのかとお思いですか?

それが、重要なんです。

2014年11月10日 (月)

佐野藍の藍建て

橋本さんのすくもの藍建てをしていますが、肝心なのは辛抱です。つまり、ゆっくりと醗酵を待つこと。

還元剤を使い慣れた人は、辛抱が出来なくなるのです。だから、醗酵建てが出来ない。

ブドウ糖を使う人も同じです。建たなければ、ブドウ糖などの糖分を入れて無理やり建たせてしまう。それは、還元剤を使うのと同じです。

これらを覚えると、待つことが出来なくなる。

 

さて、今回も随分待ちましたが、本日、かさ上げをしました(かさ上げとは灰汁を足すことです)。

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先ずは、蓋を開けて様子を見てみます。

紫色の膜が張っているのがお分かりと思う。少なくとも、醗酵は順調ではあるということです。

色を見てみますと、まだ出ていません。

しかし、かさ上げはした方が、色が出やすくなると判断して、温めた灰汁を足しました。

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灰汁を足して撹拌した、藍の様子です。

華に力はありませんが、これで良しです。なぜわかるかというと、経験です。

   

夕方、佐野藍を作っている加藤さんが、ご自分で作ったすくもを持ってきてくださいましたので、一緒に様子を見てみました。

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さて、これをどう見るか?

試し染めした方が、加藤さんにはわかりやすいので、ティッシュペーパーを入れて染めてみました。

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左が最初に試したもの。

右が灰汁を足し、撹拌してしばらく置いた甕で染めたもの。

如何でしょうか、しっかり色が出始めました。

これが、辛抱の成果なのです。

また寝かせれば、明日はしっかりと建っていることでしょう。

めでたしめでたしです。

2014年11月 5日 (水)

藍建て 藍染め

一生懸命藍染めしていますが、往時に比ぶべくも無く、少々苦しんでおりますが、佐野藍がしっかり出来上がるまでの辛抱だと、自分に言い聞かせております。

そんな中、私の作ったすくもが威力を発揮しだしたのには、これまた少々驚いた。

今度は、橋本さんの作ったすくもを建てています。

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すくもを熱めの灰汁に浸し、棒で突いて一日置いたものです。下には床暖が敷いてあります。

これを手で、指の関節が痛くなるくらい良く練ります。

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ストーブで温めた灰汁を足します。

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良く撹拌すると、こんな状態になった。

私のと比べると雲泥の差。もちろん、橋本さんの方が素晴らしい!

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布団の下には、タオルケットと毛布ともう一枚布団が入っています。

甕の下には床暖で、35℃位をたもつようになっています。これは現代科学の力。

これをいつまで寝かせるかという、辛抱との戦い。


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藍染めもしていて、これはヘンプのストールの濃淡。

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これは別のヘンプのストールの濃紺。

ストーブの上は、灰汁。

2014年11月 4日 (火)

藍の手入の続き ♪何をいまさら

実は私、すくも(藍染の原料)を自分で作りました。

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この写真の奥が、私の作ったすくもを建てている甕です。

私の想像通りの出来で、昨日も今日も大活躍です。

藍草を自分で育て、乾燥させ(これが大切)、すくもを作るという作業は、何も無駄がありません。

少々、自信もつきました。

「何をいまさら」と小林旭じゃありませんが、藍草そのものにかかわるのは初めてですから仕方ありません。

それでも、これまでの藍建ての経験がしっかりと生きています。

これまた、無駄がありません。

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今日も麩を炊いていますが、入れる甕が違います。

後ろに並ぶストールは、昨日から染めているヘンプ(大麻)のストール。

ずいぶん染まりましたが、さて、これからどうするかは明日の様子を見てから決めます。

展示会に出すなんてメッセージが入りましたが、楽しみです。

 

それではお聴きください。
小林旭「さすらい」(^^♪

2014年11月 3日 (月)

藍の手入れ

藍の手入れをいたしました。

結果は良好で、生き返りました。

そして本日、麩(ふすま)を炊いています。

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染めているのは、これまたヘンプ(大麻)のストールです。



麩(ふすま)とは、小麦の皮のこと。

硬いですから、良く煮て繊維質を柔らかくして微生物が食べやすくします。およそ4時間は煮ました。

煮るのはもう一つ、雑菌が藍に入らないようにするのだと、父からは教えられました。私は教わった通りにしています。

この辺りは、素直なところもあるんです。

 

これを少し冷ましはしますが、割合熱いうちに藍がめに入れます。
   
なぜふすまを入れるかと言うと、澱粉とミネラル分の補給。

これで柔らかな色が出てまいります。

2014年11月 1日 (土)

雨の日

その昔、私の歌っていた曲に「雨の日と月曜日は」というのがあります。

Rainy days and Mondays always get me down <雨の人月曜日はいつも気が滅入る>って歌ですが、しみじみと分かります。

そんな雨の日の土曜日、ストーブに火を入れることから一日が始まりました。

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これで夜も一日暖かい。

ストーブの両サイドに掛かっているのは、ヘンプのストール。

青と紺に染め分けています。

ストーブの上に乗っている鍋には、灰汁が入っていて、建てている藍の染液のかさ上げに使います。

 
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布団に包まれているのが、建てている藍。手前が阿波藍、向こう側が佐野藍。

薦被りに入っているのは、橋本さんがつくった佐野藍で、薦被りは佐野の造り酒屋「開華」からいただいたもの。

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こんな具合ですが、晴れた日に藍建ていたします。

気が滅入っていては、良い藍は建ちませんから。

 

さて、今日はこれにて仕事は終わりです。

酒だ酒だぁ!

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