フォト

紺邑のホームページ

  • 紺邑のホームページ
    職人の手づくりのホームページです。 紺邑について、藍染めについての情報は、こちらをご覧ください。

ネットショップ

  • G.i-Japan
    藍染を始める方。藍染をなさりたい方もお訪ねください。藍に関する資材とノウハウを提供します。 藍染の製品もあります。 その他にも、沢山そろえて行きます。

他のアカウント

« 藍染め体験のこと | トップページ | ホームページ刷新! »

2015年11月30日 (月)

私の藍建てと藍染は・・・

 今年も終わりますが、様々な人達が紺邑を訪れてくださっています。

 奄美大島から来た若者は、日本中の紺屋(藍染屋)を回って紺邑に来た。

 彼から紺邑の話しを聞いて、大阪から藍染の作家もいらっしゃった。 

 静岡からは、藍染を12年やっているという人。

 大阪から、藍染をしようとする若者。

 熊本からは、工房を構え、藍染もはじめている若者たち。

 東京、新潟、埼玉、千葉、宮崎、広島、長野、愛知、群馬、茨城、神奈川、もちろん栃木県内から。

 

 皆さん、藍染をなさっているか、これからなさろうとしているかという方々。

 彼らから話を聞くと、私は一般の藍染と随分違うことをやっているし言っているらしい。

 

 例えば、藍染に匂いが無いこと。
 
 染液が泡立っていないこと。
 
 色落ちが問題になっていないこと。
 
 色移りが無いこと。

 ウールを綿を染めるように染めていること。
 
 すくもと灰汁だけで藍を建てていること。
 
 撹拌は空気を入れないように優しくすること。
 
 染物は毎回洗い、干すこと。

 などなど・・・

Om2_1525_2
 


 そういえば、徳島からいらした方は、工房に入るなり不思議そうな顔をなさった。
 
 工房に匂いがないからでしょう。
 
 そして染液を見て、「これ、建っていないね」とおっしゃった。つまり、藍の色が無いと。
 
 表面が泡立っていないからでしょう。

 そういう藍染の専門家がもう一人いらっしゃいました。

20150513144556



 私の藍染は変わりませんが、世の中では極々少数派なのだと思い知らされた年でもあります。

 そして、伝える努力が始まるわけです。
 

« 藍染め体験のこと | トップページ | ホームページ刷新! »

紺邑」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 私の藍建てと藍染は・・・:

« 藍染め体験のこと | トップページ | ホームページ刷新! »