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2016年1月11日 (月)

不思議なこと

 日本橋三越「匠の技展」最終日、昔々お世話見なった元三越マンの今泉さんが、父の「私の物語」を持ってきてくださった。

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 産経新聞栃木版に平成9年11月10日から平成10年3月17日まで78回にわたって掲載されたものを、私の高校時代の同級生が纏めてくれたもの。

 父の人生がつまっていますが、私の手元には無く、どう手に入れようかと思っていたところ、たまたま今泉さんが持っていて、分けてくださることになったというものです。それも、こちらから頼んだのではなく、今泉さんが申し出てくださった。

 これを読むと、父の人生が波瀾万丈だったことが良く分かりますが、藍建ての苦労も並大抵ではなかった。

 祖父を初めとする大川家の先祖や、栃木県繊維工業試験場の小此木照明さんや、埼玉の中島紺屋、茨城の北島紺屋、栃木県は益子の日下田紺屋などの先達などのお陰で、私が今あることを再認識させられました。

 相田みつをさんや「古典落語」の興津要さん、東京農工大の金子六郎教授ら、同級生との交友も豊かで、父の人生は苦労ばかりではない事も分かります。

 
 

 これについては、追々書か無ければなりませんが、私と今泉さんが話しをしているときに、妙齢のご婦人が、「どこの藍染めですか?」と私に聞いてきた。

 「栃木県です」と言うと、「栃木のどちら?」と。

 「佐野市です」とお答えすると、「大川さん?」と驚いた様子。

 それもそのはず、母方の本家筋の方。

 「探していたのよ」とおっしゃいましたが、それから母方の先祖の話しになり、私の祖父がどういう人だったかも良く知ることが出来ました。

 母方の祖父は藪季光(やぶすえみつ)といい、戦前は政界のある地位についていた人で、岸信介元首相らとも懇意にしていました。

 また歌人でもあり、藪宕山(とうざん)と号し、夏目漱石門下の松根東洋城が主宰していた「渋柿」の編集もしていました。

 私の記憶には、公職追放になり、佐野に住んでいた私の幼い頃、ハイハイをして遊んでくれた祖父の背中が残っています。

 
 不思議な出会いですが、これも亡き父の引き合わせかも知れません。
 

 

 

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