紺邑のホームページ

  • 紺邑のホームページ
    新しいホームページがオープンしました。紺邑について、藍染めについての情報です。

ネットショップ

  • G.i-Japan
    藍染を始める方。藍染をなさりたい方もお訪ねください。藍に関する資材とノウハウを提供します。 藍染の製品もあります。 その他にも、沢山そろえて行きます。

イベント情報

フォト

« 藍を「建てる」とは。 | トップページ | 様々な藍建て »

2016年3月 2日 (水)

「本建て」と「化学建て」について。

 藍の染め液を作ることを「建てる」と言います。現在はいくつも方法があって、藍染に興味を持つ人たちを混乱させていますが、日本の本来の建て方を、「本建て」と言います。

 藍(インディゴ)は、藍草の葉の中に入っています。
 茎や花にはありません。

 
12399122_909764469119688_754524187_                                       (藍草)
                        
 日本では、藍草の葉を乾燥させ、それに水を打って醗酵させて堆肥状態にした「すくも」と呼ばれるものを藍染の原料に使ってきました(杵で搗いたものが藍玉)。
 
Sukumo                                         (すくも)

 “すくも”は醗酵していますから、微生物が住んでいます。
 堅い木(雑木)を燃やした灰からとった灰汁(あく)を使い、“すくも”に住んでいる微生物を利用してもう一度醗酵させ、水に溶けない藍(インディゴ)を水に溶かす方法が「本建て」です。

20150415091211                                       (灰汁)

 

 化学は、この方法を分析しました。

 灰汁で建てた染液は、強アルカリ性だった。
 藍は酸化して発色します。だから、染液の中は無酸素状態。
 だから、強アルカリ性で無酸素状態の溶液を作れば、どんな藍でも水に溶けるとわかった。

 強アルカリ性の溶液を作るには、苛性ソーダか石灰があれば良い。
 溶液から酸素を取るには、化学的には還元(酸素を取ること)させれば良いわけですから、還元剤を発明し、簡単に無酸素状態の液が出来るようになりました。

 これによって、どんな藍でも簡単に染液が作れるようになった。これが、化学建てです。

« 藍を「建てる」とは。 | トップページ | 様々な藍建て »

藍染め」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/194328/63288452

この記事へのトラックバック一覧です: 「本建て」と「化学建て」について。:

« 藍を「建てる」とは。 | トップページ | 様々な藍建て »