バングラディシュの手織り綿 カディ
東洋大学の小早川先生が、バングラデッシュの支援活動を20年続けている、サクラモヒラの平間さんをお連れ下さいました。
平間さんの活動は大変なものですが、その中に、ガンジーゆかりの手織り綿「カディ」をなんとか存続させたいという事があるようです。
「カディ」はインド古来の綿織物ですが、ガンジーが広めたと言います。昔はバングラディシュもインドでしたから、ガンジーが来て伝えたもの。
それが現在、織手はたった一人。
織って売れれば、カディの存続が図れる。
私たち本染めの藍染と、全く同じ状況です。
そこで、日本の正藍染とバングラディシュのカディが結びついた。
たった一人しかいない織手のカディを、私が藍染します。そして、小早川先生達のプロジェクトが関係してくる。そして、作品が出来上がる。
日本の方々には、是非それを使っていただきたい。
本染めの青と、伝統古来のインドの織物の風合いを楽しんでいただきたい。
これからですが、そう思います。
小早川先生は、「危機的なアジアの伝統文化を存続させるために具体的な仕組みを考えています」とおっしゃっています。
少しでもお役に立てればと思いますが、「危機的なアジアの伝統文化」の中に、日本の正藍染もあると、再認識させられる出来事でもあります。
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