暮れから正月の職人展
暮れから正月にかけて、工芸の職人が出展する百貨店催事が各地で開催されているけれど、ちょいと前までは皆無だった。私は東武百貨店船橋店から開催を頼まれたけれど断っていました(私が始めた催事ですから)。
「どうしても」というので「江戸職人展」をある企画会社に依頼したのが始まり。江戸職人展なら、遠くから職人を呼ぶこともありませんから。
熊谷の八木橋などは「元旦から職人さんをお呼びするような失礼なことはしません」と言いながら、ついに開催。元日はお節を用意し、お年玉までいただいていました。
当時は「職人展」そのものの数が少なく、「正月は休むもの」と考えていましたから断っていたのだけれど、その後、なし崩し的に始まりました(私はしばらく、船橋と日本橋三越と2店に出展していました)。
何故この時期に「職人展」が多いかと云えば、百貨店側の事情です。頼まれた私は重々承知。だから、無くなることはないでしょう。それを説明することは易しいけれど、やめておきます。
開催を断っていたとはいえ、暮れから正月にかけての百貨店催事を始めた私が久々に自宅にいる。
感慨深いものがあります。
« 明けましておめでとうございます。 | トップページ | 色見本のお話し »
「イベント」カテゴリの記事
- 東武宇都宮百貨店「職人展」開催中! 百貨店催事今昔(2019.07.25)
- ライブのお知らせ(2019.05.26)
- 私の講演会(2019.05.17)
- 講演会開催のお知らせ(2019.05.06)
- 暮れから正月の職人展(2017.01.03)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント