「染め液の手入れ」そして 「答え」
かれこれ十何年も前、藍染について「答えがあると思
例えば、灰汁やふすまや貝灰の使い方は、その時々で違
答えを求めると、勘は養えません。調子が良くない時に
しかし、それでも調子が戻らない時がある。それは、染
感じ取れなくなるのは、答えがあると思っているからで
楽をおぼえると、それから抜け出せないのが人間です。
ある日、私の工房に藍染の世界では著名な方がお見えに
藍の染液をお見せすると、「これは建ってないね」とお 藍の華がない本染めの藍甕
灰と灰汁もお見せして、私の藍建てと藍染のすべてをお
それから10年は経ちますが、その方が本建て本染めを
私が「答えがあると思ってはいけない」と云った人も、
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