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2017年12月23日 (土)

藍染の色落ち、色移りについて

 本染めの藍染めは、全ての染色堅牢度が極めて強い。ですから、色落ちも色移りも全く心配いりません。これが基本。 
 
 ところが現在、ほとんどの藍染めは、色落ちがして色移りもする。「藍染めのバッグをもっていたら、白いパンツに擦れて青くなった」なんて話も聞くくらいです。
 
 私の弟子に、デニムのデザイナーがいます。デザインをして自分で仕立てているプロです。彼がデニムの生地を本染めして、正藍染のデニムのパンツを作った。
 
1
  
 その生地を作る人も販売する人もその道のプロですが、彼の作った正藍染のパンツは色落ちしないことに、まずは皆さん驚いているらしい(もう一つは、生地が頑丈になること。ミシンの針の入り具合が違います)。色が落ちないのですから色移りもないわけで、これがデニムの世界では驚異的で、私の所に問い合わせが来るようになって、新しい藍染の展開が、その世界で始まろうとしています。
  
 さて、本染めでも色落ちすることはある。しかし、色移りはしません。水洗いして真っ青な水になったとしても、白いものと一緒に洗っても白いものは白いままです。何故?色移りしないからです。
 
 では、彼の染めたデニムの生地は、色落ちしない。なぜか?それは、染め方が丁寧だからです。染めと洗いと酸化に手間を掛けること。そうすると、色落ちも色移りもない藍染になる。
  
 藍染は、染物を染め液に付けて、外に出して酸化させるだけでは良い藍染、強くて美しい藍染にはなりません。天日干しをして酸化させるという手間が必要です。必ず、天日干しです。藍染めを陰干しするなんざ、藍染めへの冒涜です(笑)
  
Airon1濃い目に染めた手ぬぐい
Airon2  霧を吹いてアイロン掛けしても、下に敷いた白い布は白のまま。色移りはしません。

(その2に続く)

 

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